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[ロシア21/22]国内リーグは継続 第19節 カザンがモスクワを再び退ける

  • 海外ニュース
  • 2022.03.05

世界三大リーグの一角、ロシア・スーパーリーグ男子の模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SUPER LEAGUE RUSSIA』。2021/22レギュラーシーズン第19節はカップ戦王者のカザンと昨季リーグ王者のモスクワが激突!!

(Photo:volley.ru/Deta:VolleyService.ru

※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ、C…コーチ

 

 

■ボルコフが最多22得点! カザンが13連勝で首位をキープ

 [MATCH OF THE ROUND]

◆《第18節》モスクワ 3-1 ケメロヴォ

(25-17,25-21,35-37,25-20)

(現地2/19)

 首都で実施された今節は、ロシアカップ決勝と同じ対戦カード。ホームのモスクワが第1セットを先取すると、第2セットもサーブで攻めたてる。しかし、「相手のサーブレシーブを崩すことはできていましたが、ハイセットに対するこちらのブロックが機能していなかった」(コンスタンティン・ブライヤンスキ監督)と、カザンに流れを渡してしまう。

 

<カザンの⑮ボルコフがモスクワのブロックを攻略した>

 

 精神的にも立て直しに成功したカザンは、OHドミトリー・ボルコフ、OPマキシム・ミハイロフ(ともにロシア)を中心に攻撃を展開し、逆転勝利を収めた。試合を振り返り、カザンのアレクセイ・ベルボフ監督は「ほんの少しだけ、試合中の話し合いで確認し合い、修正を施しました」と勝因を語った。カザンはボルコフが4本のブロックポイントを含むチーム最多22得点、ミハイロフが4本のサービスエースを含む16得点と続いて、連勝を13に伸ばした。

 

*****

 

◆《第15節》モスクワ 3-1 サンクトペテルブルク

(25-15,25-20,24-26,25-14)

(現地2/23)

 未実施だった第15節はホームのモスクワに軍配。サンクトペテルブルクに計10本のブロックシャットを浴びせられたものの、OHヤロスラフ・ポドレスニフ(ロシア)が最多20得点、OHアントン・セミシェフ(ロシア)が17得点と両エースが活躍を見せた。なお、サンクトペテルブルクは今節を持って、トーマス・サムエルボ監督の退団を発表。男子ロシア代表の活動に専念するため、とのこと。

 

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◆《第19節》サンクトペテルブルク 3-1 ケメロヴォ

(15-25,25-16,25-23,25-22)

(現地2/27)

 3連敗中のサンクトペテルブルクはホームにケメロヴォを迎えての一戦。この日はSイーゴリ・コロディンスキ(ロシア)が満遍なくトスを振り分け、最多19得点をあげたOHエゴール・クリュカ(ロシア)を含めた4選手が2桁得点をマーク。今節から指揮を執るアンドレイ・トロチコ監督は「決して簡単ではないとわかっていただけに、重要な試合でした。すべてのボールに食らいつき、チームとして戦えました」と初陣での勝利を喜んだ。

<指揮官が交代しても、サンクトペテルブルクの⑨MBイバン・ヤコブレフ(ロシア/写真右端)は絶大なキャプテンシーを誇る>

 

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◆《第19節》ノヴォシビルスク 3-0 ベルゴロド

(25-23,25-17,25-22)

(現地2/25)

 モスクワ、サンクトペテルブルクといった強豪との連戦を制した(いずれもフルセット)ノヴォシビルスクは、今節もきっちりと勝ち切り8連勝。OPドラジェン・ルブリッチ(セルビア)が最多15得点、MBドミトリー・リジク(ロシア)が14得点と続いた。「ベルゴロドはラインナップを変えてきましたが、自分たちはトレーニングと準備の成果を十分に発揮できました」(ルブリッチ)。

<今季は安定して高い得点力を発揮しているルブリッチ(写真右から2番目)>

 

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◆《第19節》ウレンゴイ 3-0 オレンブルク

(25-23,25-23,25-20)

(現地2/25)

 アウェーのウレンゴイはOPウラディスラフ・バドケビッチ(ベラルーシ)、MBアレクサンデル・メルニコフ(ロシア)が最多4本と並ぶなど、計13本のブロックポイントをあげてオレンブルクを封じ込める。攻めてはバドケビッチがアタック決定率62%(26本中)、チーム最多20得点の活躍で勝利に導いた。

<攻撃をはね返されたオレンブルク(写真コート手前)>

 

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◆《第15節》ノヴォシビルスク 3-0 オレンブルク

(25-20,25-21,34-32)

(現地3/2)

 今季ここまで未勝利のオレンブルクに対し、ノヴォシビルスクは2セットを連取してからの第3セット開始時には4選手を交代。それでも途中出場のOPパベル・クルグロフ(ロシア)が最多15得点をあげてオレンブルクを一蹴した。

 

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◆《第19節》スルグト 3-2 ウファ

(30-28,22-25,25-18,20-25,15-11)

(現地2/28)

 アウェーのスルグトはOPニキータ・アレクセエフ(ロシア)が最多21得点、OHイリヤ・コバレフ(ロシア)が16得点と続く。フルセットにもつれたゲームを勝ち切り、連敗を5でストップした。対するウファはOPエフゲニー・リャバコフ(ロシア)が最多23得点と奮闘も、あと一歩及ばず。

 

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◆《第19節》ニジネヴァルトフスク 3-1 クラスノヤルスク

(25-23,25-21,23-25,25-16)

(現地2/25)

 ニジネヴァルトフスクは第2セット途中から出場したOPマキシム・スパズコフ(ロシア)がチーム最多19得点をマーク。スパズコフと、フル出場のOHルスラン・ガリモフ(ロシア)がいずれも3本のサービスエースをマークし、しっかりと勝ち切ってみせた。

<ニジネヴァルトフスクは町の風景がデザインされたユニフォーム>

 

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◆《第19節》レニングラード 3-0 ニジニ・ノヴゴロド

(25-23,25-19,29-27)

(現地2/25)

 今季は“台風の目”として上位に名を連ねているレニングラードは、今節も第3セットの競り合いを制してストレート勝ち。OHマルコ・イボビッチ(セルビア)がチーム最多18得点と躍動した。レニングラードのアレクサンデル・キリミキン監督は「第3セットであきらめることなく戦えたのはよかった」と試合後にコメントした。

<レニングラードの⑨Sニコラ・ヨボビッチ(セルビア)はドヤ顔>

 

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◇ロシアのウクライナへの軍事侵攻に対する制裁措置として、ヨーロッパバレーボール連盟(CEV)はロシアチームの大会からの除外を決定。現在行われているCEVチャンピオンズリーグ2022男子大会では、準々決勝に進んでいたモスクワとサンクトペテルブルクが敗退扱いとなった。

 

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ロシア・スーパーリーグ男子 レギュラーシーズン

==順位表/第19節終了時点==

1 カザン 181(勝ち点55)-

2 ノヴォシビルスク 161(勝ち点46)-

3 モスクワ 144(勝ち点39)-

4 サンクトペテルブルク 126(勝ち点36)-

5 レニングラード 125(勝ち点32)-

6 ケメロヴォ 99(勝ち点27)-

7 ニジネヴァルトフスク 810(勝ち点23)▲

8 ベルゴロド 79(勝ち点25)▼

9 ニジニ・ノヴゴロド 611(勝ち点20)-

10 ウレンゴイ 611(勝ち点16)▲

11 クラスノヤルスク 612(勝ち点16)▼

12 スルグト 613(勝ち点16)▼

13 ウファ 314(勝ち点14)-

14 オレンブルク 0勝17敗(勝ち点4)-

※勝敗(勝ち点)記号は前節からの推移

 

〔責任編集:GUCII(坂口功将/編集部)〕

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