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堺が今季ラスト有観客ホームゲームで快勝 千々木駿介ら引退選手がファンへメッセージ

  • V1
  • 2022.03.30

 V1男子堺ブレイザーズ対ジェイテクトSTINGSの試合が3月27日(日)、堺市立大浜体育館(大阪)で行われた。堺は松本慶彦、樋口裕希が3本ずつ決めるなど、計10本のブロックをマーク。今季初スタメンを務めた山口頌平のトスワークも光り、ジェイテクトにストレート勝ちを飾った。

 この日はミズノサポーティングマッチ(MIZUNO ENERZY DAY)として行われ、リベロの山本智大が限定ユニフォームを、監督、スタッフもオリジナルTシャツを着用するなど、いつもとは違う雰囲気で今季最後の有観客ホームゲームを盛り上げた。

 

 

 

リベロの山本(左端)は今節限定のミズノエナジー柄ユニフォームを着用

 

 

 試合後には、4月30日(土)から丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて行われる第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会を最後に引退する4選手が、ファンの前で最後のあいさつをした(コメントは一部改変)。

 

千々木駿介(ちぢき・しゅんすけ)

オポジット/身長194cm/1989年9月6日生まれ/岡山県井原市出身/金光学園高(岡山)→中央大

「試合はまだあるのですが、黒鷲旗が終わった気持ちで話します。

 ブレイザーズの選手、スタッフの皆さん、ほんとうにありがとうございました。みんなとバレーができたことは僕にとっての誇りなので、この経験を糧にチームにさらに還元できるように頑張ります(※)。

 そして、ファンの皆さん、ほんとうにありがとうございました。うちにはレジェンドの松本さんがいて、あまり口が裂けては言えなかったんですけど(笑) 正直、体がちょっときつくて、しんどいと思うこともありました。でも、皆さんの応援があったからこそ、歯を食いしばってやることができました。ほんとうにありがとうございました。今後ともブレイザーズをよろしくお願いします」

※引退後は堺のコーチに就任

 

 

佐川 翔(さがわ・しょう)

セッター/身長181cm/1991年2月11日生まれ/大阪府堺市出身/開智高(和歌山)→関西学院大

「ついこの間、230試合出場(※)で、『マツさん(松本慶彦)の400試合に追いつくように』と言っていたので『辞めんのかい!』って声が聞こえてきそうですけど。ここまでしっかりやれたことは誇りに思っていますので、いろんなことに感謝して、悔いが残らず黒鷲旗を戦って終わりたいと思います。10シーズン、9年間ほんとうにありがとうございました」

※今年2月5日(土)、JTサンダーズ広島戦で、Vリーグ通算230試合出場を達成。Vリーグ特別表彰制度「Vリーグ栄誉賞」の表彰基準の一つに到達していた

 

 

小池勇輝(こいけ・ゆうき)

アウトサイドヒッター/身長183cm/1995年4月4日生まれ/北海道釧路市出身/とわの森三愛高(北海道)→筑波大

「まだリーグ戦が1試合残っていて、黒鷲旗があるので、黒鷲旗で天皇杯(準優勝)の悔しさをぶつけて、4人で笑って終われるように頑張りたいと思いますので、まだまだ応援よろしくお願いします」

 

 

山﨑貴矢(やまざき・たかや)

ミドルブロッカー/身長193cm/1995年4月11日生まれ/愛知県小牧市出身/星城高(愛知)→早稲田大

「今シーズンあまり出場が多くなかったですが、応援してくださったファンの皆さまありがとうございました。本来だとユニフォームを着ていたほうがいいと思うんですけど、僕も(セレモニーがあることを)聞いていなかったので、今日はこれで許してください。まだ黒鷲旗があり、1か月半まだまだできると思うので、最後まで応援よろしくお願いします」

 

 

 

ファンの前であいさつを行った(左から)千々木、佐川、山﨑、小池

 

 

 堺は現在4位。3月30 日(水)、日本製鉄堺体育館(大阪)にて行われるFC東京との一戦が、V・レギュラーラウンド最終戦となる。

 

取材/田中風太 撮影/石塚康隆

 

 

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