gv-logo

定期購読

[ロシア21/22]第23節 ケメロヴォが6連敗でプレーオフ遠のく

  • 海外ニュース
  • 2022.04.01

世界三大リーグの一角、ロシア・スーパーリーグ男子の模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SUPER LEAGUE RUSSIA』。2021/22レギュラーシーズン第23節ではプレーオフ進出(上位6チーム)争いも激しくなってきました

(Photo:volley.ru/Deta:VolleyService.ru

※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ、C…コーチ

 

 

■ミス連発に指揮官も落胆。ウレンゴイにフルセットで敗れ、ケメロヴォ6連敗

 [MATCH OF THE ROUND]

◆《第23節》ウレンゴイ 3-2 ケメロヴォ

(19-25,25-23,26-24,24-26,15-9)

(現地3/26)

 2018/19シーズンには指揮官にトーマス・サムエルボ(現・男子ロシア代表監督)を据えてリーグ優勝を果たしたケメロヴォ。だが、今季はシーズン途中でOPアラン・ソウザ(ブラジル)の負傷離脱(その後、契約解除)もあってか、波に乗れず負けが続く。いよいよプレーオフ進出も危ぶまれる中、今節はホームにウレンゴイを迎えた。

 

<ケメロヴォのOH⑥シボヘレスはアタック決定率27%と低空飛行>

 

 第1セットを先取するも、第2セットは計5本のブロックを喫して落とす。第3セット開始時からはOPビタリー・パパゾフをOHロマン・パクシン(ともにロシア)に交代し、それでも競り負けると、第4セットからはOHエフゲニー・シボヘレス(ロシア)を下げて、パパゾフとパクシンに託しフルセットに持ち込む。最終第5セットではSアレクサンデル・ブティコに代えてイーゴリ・クレチェトフ(ともにロシア)を投入したが、自陣のミスが重なり、序盤で1-5とリードを許す。8-10まで追い上げたものの、ウレンゴイのOPウラディスラフ・バドケビッチ(ベラルーシ)を止められず、敗れた。

 

<最終セットでコートに送り込まれたS⑪クレチェトフ>

 

 ケメロヴォは6連敗となり、イーゴリ・ユリチッチ監督も「応援してくれたファンには感謝したいです。けれども、私たちのチームにはミスの重要さを十分に理解していない選手が多くいます。どの試合も、ミスをすれば、勝利のチャンスを逃してしまいます」と落胆を隠せずにいた。

 

*****

 

◆《第14節》モスクワ 3-2 ベルゴロド

(17-25,25-18,27-29,25-18,15-12)

(現地3/23)

 昨季、国内2冠(リーグ&カップ戦)王者のモスクワと、復権を期する名門ベルゴロドとの一戦は、フルセットの末にモスクワに軍配。モスクワはチーム合計15本のブロックポイントをあげたほか、OPツベタン・ソコロフ(ブルガリア)が最多23得点、Sパベル・パンコフ(ロシア)が最多5本のサービスエース、と個々のパフォーマンスも光った。

 

++++

◆《第23節》モスクワ 3-0 ニジネヴァルトフスク

(25-21,25-18,25-21)

(現地3/26)

 今季の2強(カザン、ノヴォシビルスク)に食らいつきたい3位のモスクワは今節でしっかりとストレート勝ち。チーム最多19得点をあげたOHデニス・ボグダン(ロシア)は「決して楽な試合ではなかったと言いたいです。それでも、ミスを少なく、よりよく攻撃を仕掛けることができて勝利できました」とコメントした。

 

++++

◆《第14節》ニジネヴァルトフスク 3-1 ウレンゴイ

(25-22,16-25,25-21,25-19)

(現地3/30)

延期されていた第14節が実施され、ホームのニジネヴァルトフスクがウレンゴイの連勝を3でストップ。OHルスラン・ガリモフ(ロシア)の18得点を筆頭に、4選手が2桁得点をマークした。現在7位のニジネヴァルトフスクは残り3戦、プレーオフ進出へ正念場だ。

 

++++

◆《第23節》カザン 3-0 ベルゴロド

(25-19,25-21,25-18)

(現地3/27)

 今季はアンストッパブルな戦いを見せるカザンは、アウェーに乗り込んだ今節もベルゴロドを一蹴。OHドミトリー・ボルコフ(ロシア)が17得点、OPマキシム・ミハイロフ(ロシア)が16得点、OHバルトシュ・ベドノシュ(ポーランド)が15得点と“3本の矢”が活躍した。

<ベルゴロドのOP⑱エゴール・シデンコ(ロシア)はチーム最多15得点と気を吐いた>

 

++++

◆《第14節》サンクトペテルブルク 3-0 オレンブルク

(25-17,28-26,25-19)

(現地3/23)

 未実施だった第14節はアウェーのサンクトペテルブルクが快勝。MBイバン・ヤコブレフ(ロシア)が4本のブロックポイントを含むチーム最多15得点、アタック決定率92%(12本中)の活躍を披露した。

 

++++

◆《第23節》サンクトペテルブルク 3-0 ニジニ・ノヴゴロド

(25-18,25-19,29-27)

(現地3/26)

 今季はケガに悩まされるOPビクトル・ポレタエフ(ロシア)が4本のサービスエースを含むチーム最多23得点をマークし、サンクトペテルブルクがホームでストレート勝ち。ポレタエフの起用についてアンドレイ・トロチコ監督は「メディカルスタッフからゴーサインが出たので、出場を判断しました。まだ万全ではありませんが、得点を呼び込む姿が見られてうれしかった」と語った。

<写真は悔しげな表情を浮かべた場面だが、ポレタエフが復調傾向にあるのは確かだ>

 

++++

◆《第23節》レニングラード 3-1 スルグト

(25-16,20-25,25-21,25-20)

(現地3/25)

 アウェーのレニングラードは計6本のブロックポイントをマークして第1セットを先取する。OPセルゲイ・ピライネン(ロシア)が4本のサービスエースを含む最多19得点、OHデニス・ビリュコフ(ロシア)が17得点と続いて、連敗を2で止めた。

 

++++

◆《第23節》オレンブルク 3-2 クラスノヤルスク

(22-25,25-18,31-29,21-25,18-16)

(現地3/27)

 開幕から黒星を重ねること21戦。シーズン全敗も見えてきたオレンブルクだったが、今節でついに白星を手にした。今季6度目のフルセットは最後までもつれる展開だったが、勝ち切ってみせる。バレリー・モチャノフ監督は「勝利だけにフォーカスを当てて、選手たちは闘志を燃やし尽くしました。サポートしてくれたファンに感謝したいです。さらなる勝利へ突き進むことを私は願っています」と喜んだ。

<懸命にボールを拾い上げて、待望の今季初勝利を手にしたオレンブルク>

 

++++

◆《第23節》ノヴォシビルスク 3-1 ウファ

(25-18,25-15,24-26,28-26)

(現地3/26)

 ホームのノヴォシビルスクはOHジョン・ゴードン-ペリン(カナダ)が最多5本のブロックポイントをあげたほか、チームで計11本のサービスエースを浴びせて勝利。プラメン・コンスタンティノフ監督は「相手のサーブに崩される場面もありましたが、ホームで勝ち点3を取れたことがよかったです」とコメントした。

<②ペリンは15得点をあげて勝利に貢献>

 

++++

◆《第17節》ノヴォシビルスク 3-0 クラスノヤルスク

(25-20,25-14,25-20)

(現地3/29)

 延期されていた第17節が実施され、ホームのノヴォシビルスクがストレート勝ちを収める。OPドラジェン・ルブリッチ(セルビア)が4本のサービスエース、MBデニス・チェレイスキ(ロシア)が3本のブロックポイントをマークした。

 

++++

ロシア・スーパーリーグ男子 レギュラーシーズン

==順位表/第23節終了時点==

1 カザン 221(勝ち点67)-

2 ノヴォシビルスク 193(勝ち点55)-

3 モスクワ 194(勝ち点53)-

4 サンクトペテルブルク 167(勝ち点47)-

5 レニングラード 157(勝ち点41)-

6 ベルゴロド 1111(勝ち点38)-

7 ニジネヴァルトフスク 1112(勝ち点31)-

8 ケメロヴォ 913(勝ち点28)-

9 ウレンゴイ 914(勝ち点23)▲

10 ニジニ・ノヴゴロド 814(勝ち点26)▼

11 クラスノヤルスク 716(勝ち点21)-

12 スルグト 617(勝ち点17)-

13 ウファ 417(勝ち点17)-

14 オレンブルク 121(勝ち点7)-

※勝敗(勝ち点)記号は前節からの推移

 

〔責任編集:GUCII(坂口功将/編集部)〕

pagetopbtn