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「バレーボールユーチューバー」に聞いてみました ビークイック/BeeQuick

  • 編集部取材
  • 2022.05.16

 

 発売中の月バレ2022年6月号では、好評連載企画「わたしとバレーの話」にYouTuberのビークイックが登場している。月バレには2度目の登場となるが、初登場は2021年1月号。現在11万人を超えるチャンネル登録者数も当時は6.3万人でメンバーもまだけびんが加入しておらず、二人体制だった。初登場時の誌面を読んでから最新号の記事を読めば、当時と今の彼らの変化や変わらない部分がより分かるはず。ぜひご覧ください。(編注:文中のプロフィール情報、チャンネル登録者数などは当時のまま)

 

【動画】ビークイックの動画「【1995年生まれ】石川世代だけで日本代表作ってみた」を見る

 

【初出:月刊バレーボール2021年1月号】

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スマホやPCで手軽に視聴することができる動画共有サイトのYouTubeは、時間の長短を問わないさまざまなコンテンツの充実ぶりもあって、すっかり人々の間に溶け込んでいる。このYouTube上でオリジナルの動画作品を継続的に公開しているYouTuber(ユーチューバー)の中で、バレーボールに軸足を置いた独特の活動を展開するのがビークイック/BeeQuickの2人。月バレの読者でも「見たことある!」という方は多いに違いない。気になる人物像に迫ってみた

 

自由に、自分たちの呼吸で

 

 その日は朝から、某所の体育館で技術講座の収録が行われていた。壁際でカメラの前に並び、フルタツが少し声のトーンを上げて当日の内容と意識すべきポイントを話し始める。ちょっとした経験談が挟まれ、おだこうがところどころで切り返しながらよどみなくトークが進むと、そのままカメラはコートへ。途切れることなくプレーの実演が始まった。現場での最終確認も、台本も、カンペもなければ、2人の他にはスタッフもいない。大枠の流れに沿ってすべてがアドリブ、すなわち彼らの呼吸で進行していた。

 

 福岡県での小学生時代にバレーボールを通して知り合った2人は、県内の強豪・遠賀中でチームメートとなり、3年生時の2010年に全日本中学校選手権大会で準優勝に輝く。同世代の秦耕介(サントリー)がエースとして率いた駿台学園中には決勝で敗れたが、石川祐希(ミラノ)のいた矢作中(3位)を上回る好成績を残した。その後はそれぞれの道にわかれ、大学卒業後は9人制の強豪チームで別々にバレーボールを続けながらもサラリーマンとして生きる日々が始まった。

 

 しかし「もどかしさを感じていたんです」とおだこう。電話をかけてみると、フルタツも同じように感じていた。「現状を変えたくて」(フルタツ)、話を重ねるうちに、「YouTube、やってみるか」ということで互いに腹を決めると、おだこうのいた関東にフルタツも拠点を移して活動をスタート。2019年春のことだった。

 

 当初は特にテーマを定めずに動画をアップしていたが、ある時にバレーボールの動画を上げると再生回数が跳ねた。その後も検討を重ねた結果、同年9月末には「バレーボールでやっていこう」と方針が固まる。以来「バレーボールに関係することは何でも」をテーマに週3~4本のペースで動画を公開し、本誌発売時点でその総数は300本に迫ろうとしている。

 

遠賀中3年生時の全中より。こちらを向いている中央左がフルタツ、1人挟んだ右がおだこう

 

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