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三冠を目指す東山高が髙橋藍3年生時以来の本戦へ 松永監督就任後初の全国大会【インターハイ2022京都府予選(男子)】

  • 学生バレー
  • 2022.06.13


 令和4年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の京都府予選会(男子)2日日が三段池公園総合体育館(京都府福知山市)で6月12日(日)に行われ、東山高が優勝し本戦出場を決めた。東山高は2大会ぶり15回目の出場。

 なおインターハイ本戦は、8月3日(水)から香川県で行われる。
※出場回数は2020年度の中止大会を含まない

 歓喜の胴上げを終えても、東山高の勝利の儀式は終わらない。池田幸紀キャプテンを先頭に、40人を超える選手たちが一列に並ぶと、優勝後恒例の「カモンロッソ」が始まった。限られた人数だが、今大会は保護者の入場も解禁。チーム東山で一体となって喜びを分かち合い、池田キャプテンはほっとした表情で語った。「最後に(カモンロッソを)やったのは僕たちが1年生のとき。ここまで長かったです。去年からのメンバーもいて、日本代表に選ばれた選手(麻野堅斗)もいて。プレッシャーもありましたが、みんなのおかげで勝ててうれしいです」。

 

 前日は準々決勝でライバルの洛南高を撃破。一つ目の山を乗り越えた反動からか、ストレート勝ちしたものの、準決勝の鳥羽高戦はどこかピリッとしない試合運びに。それでも、豊田充浩総監督からの活もあり、決勝の大谷高戦では再びスイッチが入った。クイックを軸としたコンビバレーを展開する相手に対し、花村知哉のサーブで崩し、尾藤大輝がスパイクを決めるなど、第1セット開始からいきなり4連続得点。その後もセッターの當麻理人のトスワークがさえ、一度もリードを許さずセットを奪った。

 

 相手のクイックが決まり始めた第2セットは、互いに点を取り合う我慢の展開が続くも、ブレイクは許さず。すると、中盤に花村のスパイクや尾藤のバックアタックで徐々にリードを広げ、最後は當麻のブロックでチャンピオンシップポイントを決めた。

 

 夏の全国大会は、選手たちだけでなく、今春にコーチから就任した松永理生監督にとっても初の舞台。松永監督は「ここまで順風満帆ではありませんでしたが、キャプテンの池田を中心に優勝を勝ち取れたこと、個人としては豊田先生(総監督)を胴上げできたことはほんとうにうれしいです。(インターハイは)選手たちが目標にする三冠の一つ目を目指せる場所なので、全力で狙いにいきたいです」と気を引き締めた。

 日本代表として注目を浴びる身長207㎝のミドルブロッカー麻野は「チームの目標は日本一ですが、周りから見られているので、個人としては期待に応えられるようなプレーを見せたいです」と力強く語った。

 髙橋藍(日本体大3年)が3年生だった2019年以来の出場で、目標への第一歩を刻む。

 

 東山に昨年の春高予選決勝のリベンジを果たせなかったものの、大谷高は27年ぶりの準優勝を飾った。前回対戦時は手も足も出ず圧倒されたが、今試合では昨年のセンターコートを知る大塩颯人、木嶋澪之の両ミドルブロッカーのクイックを軸に、第2セットに一進一退の攻防を繰り広げた。エースとしてチーム2位の6得点を挙げたエースの松本龍之介キャプテンは春高予選でのリベンジを誓った。「去年は勝つというよりは楽しもうと思っていましたが、今回は優勝しか考えていませんでした。次は絶対に東山に勝ちます」。

 

 前日、初のベスト4入りを決めた西城陽高は、3位決定戦でフルセットの末、鳥羽高に勝利。第1セットを奪われたが、エース黒田寛楓を中心に巻き返し、第3セットはその対角を務める初田泰輝がマッチポイントを決めた。昨年からスタメンは総入れ替えで、高校から競技を初めた選手もいる中での快挙。田中洋喜キャプテンは「全員で勢いを出して戦うことができました。春高予選はベスト4のチームとして見られるので、気を引き締めてやっていきたいです」と鋭い眼差しで語った。

 

12日の試合結果
準決勝
東山 2(25-17,25-13)0 鳥羽
大谷 2(25-15,25-18)0 西城陽

決勝
東山 2(25-12,25-18)0 大谷

 

3位決定戦
西城陽 2(20-25,25-22,25-22)1 鳥羽

 

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