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[連載④完]デンソーエアリービーズが挑む2022-23シーズン/「50年目にBEE CHAMPION」

  • V1
  • 2022.09.05

 1972年に創部され、2022年に50周年を迎えたデンソーエアリービーズ。その節目の年に掲げたスローガン「BEE CHAMPION」の元、2022-23 Vリーグではその言葉に記された頂を目指す。半世紀を経て、次にチームが歩む先は。全4回の連載企画、最終回

 

 

満場一致で決まったスローガン

 

 まさに、それは蜂に刺されたような衝撃だったかもしれない。今年6月2日、きたる2022-23シーズン始動に向けて、チームのスローガンを検討するミーティングの場で一つの言葉が掲示された。

 

 たくさんの候補が上がる中、ホワイトボードのど真ん中に記されたのは「BEE CHAMPION」。その言葉を目にしたメンバーたちは最終的に、ほぼ満場一致に近いかたちで今季のスローガンをこの言葉に決めたのであった。

 

 そこには、まだ見ぬリーグ優勝=CHAMPIONを目指して突き進む、という意味が込められている。それに、BEEとは蜂のことで、チーム名にも含まれ、ロゴマークからも連想される単語である。

 

<ホワイトボードに記されたスローガン(写真:チーム提供)>

 

 すごくいい言葉ができたな。チームのいたるところから、そんな声が聞こえてくるのも、うなずける。辻健志監督はスローガンの感想をこのように語る。

 

「スローガンを決めるにあたって、選手たち自身の中で覚悟を決めてほしかったんです。そして、それをただ口にするだけでなく、ほんとうにそれを達成するためにはどうしなければいけないかを考えてもらいたかった。その点、「BEE CHAMPION」は“チャンピオンになる”というのが、すごくしっくりきました。

 

 言葉しだいでは、時間が経つにつれて薄れてしまう可能性もあると思うんです。けれども、バレーボールをして、試合を戦って、やっぱりチャンピオンになりたい。それに、目指すのは優勝だけではなくて、それを達成するまでの過程で、魅力的なチームや子どもたちが憧れるチーム、たくさんの方々に応援されるチームになることを選手スタッフ全員が共通認識として持つためにも、すごくいいスローガンができたと感じています」

 

<選手、スタッフ一丸となってシーズンに挑む。写真は2022 V・サマーリーグ>

 

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