石川祐希のミラノはヴェローナにストレートで敗戦
- 海外
- 2022.11.02

【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
石川祐希の所属するミラノは現地時間10月30日(日)、イタリア・セリエAレギュラーシーズン第5戦でヴェローナとホームで対戦し、0-3(20-25, 22-25, 23-25)で敗れた。
ミラノは第1セット、ヴェローナのエース、ロク・モジッチ(スロベニア)のスパイクなどで序盤からリードを奪われる。パオロ・ポッロ(イタリア)の2連続サービスエースで追い上げるが、220cmのオポジット、マキシム・サポズコフ(ロシア)のバックアタックなどで再度離される。8-14でオスニエル・メルガレホ(キューバ)に代わり石川がコートイン。直後、石川がサーブレシーブからスパイクを鮮やかに決めて得点し流れを変えると、ジャン・パトリ(フランス)のブロック、アグスティン・ロセル(アルゼンチン)のサービスエースでミラノは3連続得点。しかし追いつくことはできず、セットを落とした。
第2セット、ミラノはパトリのサーブで崩し、マッテオ・ピアノ(イタリア)や石川の攻撃につなげリード。一進一退の攻防となるが中盤、ミラノのミスやサポズコフのスパイクで逆転される。ポッロのサービスエースなどで1点差に迫るが、サポズコフに連続得点を許し再びリードされ、このセットも落とした。
第3セット、石川のパイプ攻撃やピアノのブロックで攻めるミラノが8-3とリード。その後もパトリのバックアタックなどでリードを広げるが、アレックス・グロズダノフ(ブルガリア)のクイックなどで徐々に差を詰められる。ミラノはポッロのツーアタックや石川のスパイク、サービスエースで23-19とリードしたが、ノーモリー・ケイタ(マリ)のバックアタック、サービスエースなどでまさかの6連続失点。逆転を喫し、敗れた。
石川は第1セットは途中出場、以降はスタメンで出場し、11得点(サーブ1得点含む)、サーブレシーブ返球率は45%(内Aパス27%)を記録した。
石川祐希コメント
「ホームで負けるのは2戦目なので、サポーターの前で勝つ姿を見せなければならないと感じています。コンディションが万全でない中でもスパイクやサーブの数字は悪くなかったと思いますし、大事なところでサービスエースをとれたので、プラスにとらえて、来週からもう一度チームを引き締めて戦っていきます」
次戦、ミラノは現地時間11月6日(日)19:00【日本時間7日2:00】から、ペルージャとアウェーで戦う。
石川祐希のミラノが今季初勝利 サービスエース2本を含む15得点
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