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石川祐希のミラノが今季初勝利 サービスエース2本を含む15得点

  • 海外ニュース
  • 2022.10.10

【Photo:Lega Pallavolo Serie A】

 

 石川祐希の所属するミラノは現地時間10月8日(土)、イタリア・セリエAレギュラーシーズン第2戦をモンツァとアウェーで対戦し、3-2(23-25, 23-25, 25-20, 25-23, 15-11)で今季初勝利をあげた。石川は2本のサービスエースを含む15得点の活躍を見せた。

 

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 今季初勝利を目指すミラノは第1セット、ジャン・パトリ(フランス)の攻撃などで点差を広げたが、終盤モンツァに追い上げられ、21-20でモンツァのウラド・ダビスキバ(ベラルーシ)にサービスエースを決められ同点に追いつかれると、トーマス・ベレッタ(イタリア)の連続ブロックポイントで逆転を許しセットを落としてしまう。

 

 第2セット、ミラノはスタートから4連続失点でリードを許すが、石川がラリー中に2本目のボールを相手コートに叩き込むバックアタックやパイプ攻撃などを決めて点差を詰めると、ミラド・エバディプール(イラン)のパイプ攻撃で逆転。しかし18-17の場面で再びダビスキバのサービスエースで同点に追いつかれると、終盤ミラノにミスが出てリードされ、セットを連取された。

 

 あとがないミラノは、第3セットのスタートで3連続失点とまたも先行を許して追う展開に。エバディプールに代わってコートに入ったオスニエル・メルガレホ(キューバ)のブロック、スパイクなどで同点に追いつくと、マッテオ・ピアノ(イタリア)のサービスエースで逆転。20-18で石川の今季初サービスエースも飛び出し、第3セットを取り返した。

 

 第4セット、ミラノは8-7から石川2本目のサービスエースでブレイクし、リードを広げたものの終盤に追いつかれる。しかし、ミラノは24-23からアグスティン・ロセル(アルゼンチン)のサーブが相手のミスを誘い25点目。フルセットへ突入する。

 

 第5セット、ミラノは先行を許したが、コートに戻ったエバディプールのスパイク、石川のサーブなどで攻めて逆転すると、終盤には石川のパイプ攻撃でブレイクする場面もあり、15-11で勝利を決めた。

 

 スターティングメンバーで出場した石川は、アタック決定率50%、サーブレシーブ返球率は46%(内Aパス15%)を記録し、攻守でチームを支えた。

 

石川祐希コメント

「初勝利なので、ひとまずほっとしている。個人的にはもう少しサーブレシーブのABパスを増やしたかったが、とてもいいサーブを打ってきていたので、キープするので精いっぱいだった。精度をもう少し上げていきたい。スパイク、サーブに関しては、今日の試合はうまく修正でき、効果的に打てていたので、継続していきたい」

 

 次戦、ミラノは現地時間10月16日(日)15:30【日本時間16日22:30】から、シエナとホームで戦う。

 

※10月12日:次戦試合時間を訂正いたしました

 

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