井手智のベルリン チャンピオンズリーグ準々決勝初戦はペルージャに敗れる
- 海外ニュース
- 2023.03.15
【Photo：CEV】
井手智の所属するドイツのベルリンは、CEVチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦でイタリア・セリエAのペルージャとホームで現地3月8日（水）に対戦し、1-3（18-26, 15-25, 25-23, 17-25）で敗れた。準々決勝はホーム＆アウェーの全2戦で争われる。
イタリア・セリエAのペルージャは、Sシモーネ・ジャネッリ（イタリア）、OHウィルフレド・レオン（ポーランド）ら各国代表チームの主力を務める選手たちを擁し、今季レギュラーシーズン22試合を無敗でプレーオフに進んだ強豪チーム。
ベルリンは第1セット中盤まで競り合うが、ペルージャのブロック、サーブで主導権を握られ落とすと、第2セットも序盤からサーブに苦しめられリードを許し、奪われてしまう。跡がなくなった第3セット、12-14とリードを許してタイムアウトを要求したベルリンは、そこから4連続得点で逆転に成功する。地力に勝るペルージャに追い上げられ22-22の同点とされ、OPマレク・ソトラ（チェコ）のバックアタックでセットポイントを握ると、Sティリ・ヨハン（ドイツ）のサービスエースでセットを奪い返し、会場に集まった8213名の観客を大きく沸かせた。第4セットは、この試合で6本のサービスエースを含む、15得点をあげたペルージャのOHオレイ・プロトニスキ（ウクライナ）などの活躍などで奪われて、勝利には届かなかった。
井手は全セットにスタメン出場し、サーブレシーブ返球率60%（内Aパス47%）を記録した。
井手智コメント
「2セット目以外は決してむだなミスが目立ったわけでなく、自分たちのバレーをできた上で、差があったというのが現状だと思います。来週までに1つでも改善点をクリアし、もう少し相手を慌てさせるようなゲーム内容にしていきたいと思います」
チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦は、アウェーで現地3月15日（水）20:00【日本時間16日（木）4:00）から行われる予定。次戦でベルリンが勝ち、勝利数が並んだ場合はポイント、それも並ぶと15点制のゴールデンセットで準決勝進出チームが決定される。YouTubeのCEVの公式チャンネル「European Volleyball」で配信が予定されている。（https://www.youtube.com/live/PYf0HtlrC7s?feature=share）
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