バレーボール国内トップリーグ、大同生命SVリーグ男子の日本製鉄堺ブレイザーズは、マシュー・アンダーソン、ウルリック・ダール、トンマーゾ・リナルディが入団することを6月30日（月）に発表した。日鉄堺BZは6月2日にも入団選手を発表しており、追加発表。

　アンダーソンはアウトサイドヒッターとオポジットの両ポジションをこなせる、強力なスパイクとサーブが武器のアメリカ出身のベテラン選手。これまでイタリア、ロシア、トルコなどのクラブでプレーしてきており、国際経験も豊富。また、長年にわたってアメリカ代表としても活躍し、2024年のパリオリンピックでは銅メダル獲得に貢献した。

　ダールはデンマーク出身のアウトサイドヒッターで2024-25シーズンはVC長野に所属。レギュラーシーズンで40試合に出場、高い打点からのスパイクで得点を重ね、リーグ6位の807得点を記録した。

　リナルディはイタリア出身のアウトサイドヒッター。これまでアンダーエイジカテゴリーのイタリア代表として多くの国際大会を経験し、MVPやベストアウトサイドヒッターを受賞してきた。

　日鉄堺BZは2024-25シーズン、レギュラーシーズンを15勝29敗（50ポイント）の7位で終了している。

　加入選手の詳細およびコメントは下記の通り。

#1マシュー・アンダーソン（アメリカ代表）【Photo：Volleyball World】

■マシュー・アンダーソン（Matthew Anderson） 

アウトサイドヒッター・オポジット／208cm／1987年4月18日生まれ／アメリカ出身／ ジラートバンカス（トルコ）

▼コメント

バレーボールプレーヤーとしてのキャリアをスタートさせたときから、日本のリーグでプレーしたいと思っていました。自分の能力を発揮し、チームの成功と今シーズンの目標達成に貢献したいと思っています。コートの外では、家族と一緒に日本を探検し、この国の豊かな歴史を学ぶことがとても楽しみです。

ウルリック・ダール（写真はVC長野トライデンツ在籍時のもの）【写真：月刊バレーボール】

■ウルリック・ダール（Ulrik Dahl） 

オポジット／201cm／2000年11月18日生まれ／デンマーク出身／VC長野トライデンツ

▼コメント

日本製鉄堺ブレイザーズのような歴史のあるクラブに加入できたことをほんとうにうれしく、そして感謝しています。シーズンのスタートが待ちきれません。皆さん一緒に戦いましょう。

■トンマーゾ・リナルディ（Tommaso Rinaldi） 

アウトサイドヒッター／200cm／2001年11月9日生まれ／イタリア出身／ モデナ（イタリア）

▼コメント

このような伝統と情熱、プロフェッショナリズムを持つチームに迎え入れていただけたことを大変光栄に思っています。謙虚な気持ちと規律正しさ、そして全力を尽くしてこの新しい章に臨み、チームの目標に貢献できるよう日々ベストを尽くしたいと思います。皆さんから学びともに成長し、コート上でも、コート外でも日本製鉄堺ブレイザーズの一員として誇りを持ってプレーできることを楽しみにしています。

■STINGS愛知　元サントリーの藤中謙也の加入を発表

■WD名古屋　ノルベルト・フベル、ティモシー・カール、エイメン・プゲラの入団を発表

■東京GB　元WD名古屋のバルトシュ・クレクの加入を発表

■VC長野　松本慶彦、赤星伸城の加入を発表

■大阪B　フランス代表セッターのアントワーヌ・ブリザールの加入を発表

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