女子日本代表 石川主将が22得点 ポーランドに3-1で勝利し千葉大会3連勝
- 女子日本代表
- 2025.07.12
女子日本代表【Photo:Volleyball World】
買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会女子の4日目、日本(FIVBランキング5位)は、7月12日(土)にポーランド(同3位)と千葉ポートアリーナ(千葉)で対戦し、3-1で勝利した。
第3週千葉大会はフランスと韓国にいずれもストレート勝ちを収め連勝を飾った日本は、ここまで8勝2敗のポーランドと対戦した。両チームは、昨年のネーションズリーグの予選ラウンドと、パリオリンピックで対戦しているが、いずれもポーランドが勝利していた。韓国戦からメンバーを変更し、セッターに関菜々巳、ミドルブロッカーに島村春世と宮部藍梨、アウトサイドヒッターに石川真佑主将、リベロに岩澤実育を起用して臨んだ。第1セットは、序盤に佐藤淑乃のサービスエース、石川主将のスパイク、和田由紀子のバックアタックで連続得点を奪って先行すると、中盤以降も佐藤のサービスエースや島村のブロックが決まり、リードをさらに広げた日本がセットを先取した。
第2セットは、立ち上がりから宮部藍梨や和田由紀子のスパイクなどでリードを奪ったものの、連続失点を喫して同点に追いつかれた。そのあとは競り合いが続いたが、終盤にポーランドに抜け出され、セットを落とした。
第3セットは立ち上がりに連続失点を喫しポーランドに先行を許した日本は、和田に代えて秋本美空を起用。その秋本がスパイクとブロックで連続得点をあげて同点に追いつく。そこからは一進一退の攻防が続くなか、佐藤、石川主将の連続得点で前に出るが、ポーランドも粘りを見せ同点に。それでも相手ミスから再び前に出ると、最後は佐藤がスパイクを決めてこのセットを奪った。
第4セットは、序盤からブロックで得点を重ねたポーランドがリードを奪ったが、秋本や途中出場した北窓絢音のスパイクで追い上げると、終盤に岩澤の好守備から石川主将がスパイクを決めて同点に追いつく。その後、石川主将のスパイクとサービスエースで抜け出した日本がポーランドに逆転を許さず、最後は山田二千華のブロックで勝利を飾った。
ネーションズリーグは今大会から男女それぞれ出場チームが16から18に、予選ラウンドの開催都市が各週2から3へと変更されて行われる。男女各18チームがそれぞれ3週間にわたり世界各国で予選ラウンドを行い、8チームによる決勝ラウンドで優勝を争う。日本はすでにファイナルラウンドへの進出が決定している。
■ネーションズリーグ2025女子予選ラウンド
第3週千葉大会
日本(FIVBランキング5位) 3-1 ポーランド(同3位)
(25-21、23-25、25-23、25-22)
■日本の第1セットスターティングメンバー
関、石川、宮部(藍)、和田、佐藤、島村、リベロ岩澤
■日本のトップスコアラー(上位3人)
石川 22得点(アタック20得点、サーブ2得点)
佐藤 17得点(アタック15得点、サーブ2得点)
島村 14得点(アタック13得点、ブロック1得点)
■日本の次戦(予選ラウンド第12戦)
7月13日(日)19:20
対戦相手:ブラジル(FIVBランキング2位)
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