ファイナルラウンド進出を決めた女子日本代表 韓国にストレート勝ちで千葉大会2連勝
- 女子日本代表
- 2025.07.10
女子日本代表【Photo:Volleyball World】
買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会女子の2日目、日本(FIVBランキング5位)は、7月10日(木)に韓国(同34位)と千葉ポートアリーナ(千葉)で対戦し、3-0で勝利した。
第3週千葉大会の初戦でフランスにストレート勝ちを収めた日本は、ここまで1勝8敗の韓国と対戦した。両チームは前回大会の予選ラウンドで対戦しており、そのときは日本が勝利していた。フランス戦からスタメンを大幅に変更し、セッターに中川つかさ、ミドルブロッカーに荒木彩花と山田二千華、アウトサイドヒッターに秋本美空、リベロに西村弥菜美を起用して臨んだ。第1セットは立ち上がりからサイドアウトを取り合う展開の中、和田由紀子や佐藤淑乃のスパイクでブレイクし、先行。中盤以降も和田のサービスエースや秋本のスパイクでリードを広げた日本がセットを先取した。
第2セットは、序盤からブレイクを重ねた日本が、中盤にかけて秋本のスパイクによる連続得点で流れをつかんだ。粘りを見せる韓国にジュースへ持ち込まれたものの、最後は途中出場の深澤めぐみがスパイクを決め、このセットもものにした。
第3セットは立ち上がりから互いに譲らず一進一退の攻防が続いた。中盤に韓国にブレイクを重ねられて16-20まで先行されたが、北窓絢音のサーブから和田、佐藤のスパイクで同点とすると、北窓のサーブで崩れたボールを荒木がダイレクトで打ち込み逆転に成功。再逆転は許さず、最後は山田がクイックを決めてストレート勝ちを収めた。
試合前の時点で、日本はファイナルラウンド開催国のポーランドを除いた上位7チームに入ることが確定。ファイナルラウンド進出を決めている。
ネーションズリーグは今大会から男女それぞれ出場チームが16から18に、予選ラウンドの開催都市が各週2から3へと変更されて行われる。男女各18チームがそれぞれ3週間にわたり世界各国で予選ラウンドを行い、8チームによる決勝ラウンドで優勝を争う。
■ネーションズリーグ2025女子予選ラウンド
第3週千葉大会
日本(FIVBランキング5位) 3-0 韓国(同34位)
(25-21、27-25、25-22)
■日本の第1セットスターティングメンバー
中川、秋本、荒木、和田、佐藤、山田、リベロ西村
■日本のトップスコアラー(上位3人)
和田 18得点(アタック16得点、サーブ2得点)
佐藤 17得点(アタック17得点)
秋本 11得点(アタック10得点、ブロック1得点)
■日本の次戦(予選ラウンド第11戦)
7月12日(土)19:20
対戦相手:ポーランド(FIVBランキング4位)
■次戦のテレビ放送、配信予定
地上波TBS系列 7/12(土)19:00〜
U-NEXT 7/12(土)18:48〜
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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