女子日本代表 ブラジルにストレート負けで千葉大会初黒星 予選ラウンド9勝3敗でファイナルラウンドへ
- 女子日本代表
- 2025.07.13
女子日本代表【Photo:Volleyball World】
買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会女子の最終日、日本(FIVBランキング3位)は、7月13日(日)にブラジル(同2位)と千葉ポートアリーナ(千葉)で対戦し、0-3で敗れた。
第3週千葉大会で開幕3連勝を飾った日本は、ここまで10勝1敗のブラジルと対戦した。両チームは前回大会でも2度対戦しており、予選ラウンドでは日本が敗れたものの、準決勝では勝利している。また、同年に開催されたパリオリンピックでも対戦し、そのときはブラジルが勝利を収めた。ポーランド戦から日本にスタメンの変更はなく、同じメンバーでこの試合に臨んだ。
第1セットは、序盤にブレイクを重ねたブラジルに先行を許すと、中盤には連続サービスエースを含む連続得点でリードをさらに広げられた。日本は中川つかさと北窓絢音を2枚替えで投入し、流れを変えようと試みるが、ブラジルの勢いを止めることができずセットを落とした。
第2セットの序盤は競り合う展開となったが、中盤に和田由紀子、佐藤淑乃のスパイクが連続でブロックされるなどしてブラジルにリードを奪われた。日本は宮部藍梨のクイックや和田のスパイクなどで得点を重ねて追い上げるも及ばず、連取を許した。
第3セットはスタートから山田二千華、秋本美空、北窓を起用。このセットも序盤からブレイクを重ねられてリードを許したが、中盤に島村春世のブロック、石川真佑主将のサービスエースなどの連続得点で1点差まで追い上げる。しかし再び突き放され、秋本のスパイクや山田のクイックなどで粘りを見せたが逆転はかなわず、ストレートで敗れた。
ネーションズリーグは今大会から男女それぞれ出場チームが16から18に、予選ラウンドの開催都市が各週2から3へと変更されて行われる。男女各18チームがそれぞれ3週間にわたり世界各国で予選ラウンドを行い、8チームによる決勝ラウンドで優勝を争う。ファイナルラウンド進出を決めている日本は、7月23日(水)~27日(日)までウッチ(ポーランド)で開催されるファイナルラウンドに出場する。対戦相手は予選ラウンド終了後に予選ラウンドの最終順位によって決定する。
■ネーションズリーグ2025女子予選ラウンド
第3週千葉大会
日本(FIVBランキング3位) 0-3 ブラジル(同2位)
(17-25、18-25、20-25)
■日本の第1セットスターティングメンバー
関、石川、宮部(藍)、和田、佐藤、島村、リベロ岩澤
■日本のトップスコアラー(上位3人)
石川 12得点(アタック11得点、サーブ1得点)
島村 8得点(アタック7得点、ブロック1得点)
和田 6得点(アタック6得点)
■日本の次戦
ファイナルラウンド 準々決勝
7月23日(水)~27日(日)
対戦相手:予選ラウンド終了後、予選ラウンド最終順位によって決定
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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