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「結果を出しながらチームをつくることにフォーカス」 VNL千葉大会前日会見で髙橋藍が意気込み

パドヴァ時代にチームメートだった髙橋藍(左)とヤン・ツィマーマン(ドイツ)

買取大吉バレーボールネーションズリーグ2025千葉大会男子の開幕を前日に控えた715日(火)、千葉市内で会見が行われた。男子日本代表の髙橋藍ら参加6ヵ国の選手と、男子日本代表を率いるロラン・ティリ監督が出席。日本で行われる予選ラウンド最終週に向けて意気込みを述べた

 

 

パドヴァ時代にチームメートだった髙橋藍(左)とヤン・ツィマーマン(ドイツ)

 

 

 千葉大会では、ここまでチームに帯同していなかった石川祐希キャプテンや髙橋ら、パリオリンピックを経験した選手たちが合流予定。予選ラウンドの第2週まではそのメンバーを欠くなかで、53敗の4位(千葉大会開始前時点)と好成績を収めている。ファイナルラウンドに進出するには、開催国である中国のほかに予選ラウンド終了時点で7位以内に入ることが条件。今大会の対戦国のなかでは、日本代表と53敗で並ぶアルゼンチンや、44敗で上位を追うドイツそしてアメリカなどがファイナルラウンド進出に向けてのライバルとなる。会見冒頭、意気込みを聞かれたティリ監督は「非常に厳しい戦いを強いられることになる。一生懸命試合をしたい」と、ブラジルを含めた4ヵ国と激しい戦いを演じることを予感させた。

 

 千葉大会の初戦(16日/水)はパリオリンピックで敗れたドイツとの対戦。髙橋は「どういうチームをつくっていけるのか楽しみ。大会を通して結果を出しながらチームをつくることにフォーカスしていきたい」と意欲を示した。髙橋とはパドヴァ(イタリア)時代のチームメートで、ドイツ代表のヤン・ツィマーマンとは、「よい試合をしたい」と誓い合った。3大会連続の表彰台に向け、ホームでファンの声援を後押しに、まずはファイナルラウンド進出を目指す。

 

 

髙橋(左から3番目)ら会見に出席した各国の選手たち

 

 

■買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会男子 男子代表の試合予定

(カッコ内は予選ラウンド第2週を終えての順位。日本は4位)

7 16日(水)1920 vs. ドイツ(8位)

  17日(木)1920 vs. アルゼンチン(7位)

  18日(金)1920 vs. ブラジル(1位)

  20日(日)1920 vs. アメリカ(13位)

 

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