U21男子日本代表【Photo：Volleyball World】

　2025男子U21バレーボール世界選手権大会に出場しているU21男子日本代表は、予選ラウンド最終戦でチェコと8月26日（火）に対戦し、1-3で敗れた。この結果、日本は予選ラウンド4勝1敗のC組2位でRound Of 16へと進んだ。

　開幕2連勝を飾った日本は、8月23日（金）のキューバ戦、25日（月）のコロンビア戦でいずれもストレート勝ちを収め、無敗のまま26日（火）の予選ラウンド最終戦に臨んだ。最終戦の相手は、同じくここまで無敗のチェコ。グループ首位通過を懸けて行われたこの試合は、日本が先にセットを奪ったものの、第2セットは立て直したチェコに奪い返された。続く第3セットはジュースにもつれ込む接戦となったが、押しきられて落とすと、第4セットも流れを引き戻せずに奪われ、逆転負けを喫した。この試合では、山本快がチーム最多得点の22得点あげるなど攻撃を引っ張ったほか、小野駿太が16得点、川野琢磨が15得点を記録するなど奮闘を見せた。

　今大会は8月21日（木）から31日（日）まで江門（中国）で開催されている。出場24チームが各6チームの4組に分かれて1回総当たりの予選リーグを行い、各組上位4チームがRound Of 16へ進み、下位2チームがプレーオフ（17-24位）に進む。Round Of 16の勝者は準々決勝へと進み、勝ち進んだチームが準決勝、決勝へと駒を進める。Round Of 16の敗者は9-16位決定プレーオフへ回る。プレーオフ（17-24位）では勝者が17-20位決定プレーオフ、敗者が21-24位決定プレーオフにそれぞれ進み、最終順位が確定する。

　日本は次戦、Round Of 16で8月27日（水）にA組3位通過のチームと対戦する。

【予選ラウンド第5戦　8月26日（火）】

日本 1-3 チェコ

（25-23、19-25、25-27、22-25）

 ■コロンビア戦の第1セットスターティングメンバー 

竹松、川野、秋本、山本、小野、山下、リベロ谷本

【予選ラウンド第3戦　8月23日（金）】

日本 3-0 キューバ 

（25-23、25-17、25-8）

 ■キューバ戦の第1セットスターティングメンバー 

川野、秋本、中村、小野、山下、山本、リベロ谷本

【予選ラウンド第4戦　8月25日（月）】

日本 3-0 コロンビア

（25-16、25-11、25-14）

 ■コロンビア戦の第1セットスターティングメンバー 

小野、秋本、山本、川野、山下、竹松、リベロ谷本

　出場選手は下記の通り。

【U21男子世界選手権大会出場選手（12人）】

※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター　OP=オポジット　MB=ミドルブロッカー　S=セッター　L=リベロ

＜背番号／名前／所属／身長（cm）／ポジション＞

1　 中村悠暉／中央大1年／187cm／S

2　 川野琢磨／早稲田大1年／197cm／OP・OH

3　 竹松魁柊／国士舘大2年／187cm／S

4　 神﨑 優／中央大1年／195cm／MB

5　 中上 烈／早稲田大1年／190cm／OP・OH

6　 山本 快／筑波大1年／188cm／OP

7　 山下 彪／筑波大3年／200cm／MB　※キャプテン

8　 白野大稀／順天堂大2年／188cm／OH

9　 小野駿太／早稲田大2年／185cm／OH

11　秋本悠月／中央大2年／191cm／MB

12　井坂太郎／愛知学院大2年／185cm／OH

13　谷本悦司／筑波大1年／172cm／L

【監督】植田和次（愛知学院大）

※所属・学年は2025年8月14日時点

■U21男子日本代表　世界選手権でブラジル、ブルガリアを下して開幕2連勝

■U19男子日本代表　世界選手権最終戦でアメリカに惜敗し16位で終了

■女子日本代表　セットカウント0-2からウクライナに逆転勝利で開幕2連勝

■U21女子日本代表　世界選手権決勝でイタリアに惜敗も銀メダルを獲得

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