女子日本代表 セットカウント0-2からウクライナに逆転勝利で開幕2連勝
- 女子日本代表
- 2025.08.25
女子日本代表【Photo:Volleyball World】
2025女子バレーボール世界選手権の4日目、日本(FIVBランキング4位)は、8月25日(月)にバンコク(タイ)でウクライナ(同17位)と対戦し、3-2で勝利した。
予選ラウンド初戦でカメルーンにストレート勝ちを収めた日本は、予選ラウンド初戦でセルビアに敗れたウクライナと対戦。カメルーン戦からメンバーを変更し、ミドルブロッカーに宮部藍梨と島村春世、アウトサイドヒッターに佐藤淑乃、リベロに福留慧美をスタメン起用して試合に臨んだ。
第1セットは序盤から互いに譲らず競り合う展開となったが、中盤に連続失点を喫してウクライナに先行を許した。終盤に逆転に成功して先にセットポイントに到達するも、ウクライナに粘られジュースに持ち込まれると、押しきられてこのセットを落とした。
第2セットも序盤は拮抗した展開となったが、中盤にサービスエースや連続ブロックポイントを奪われて引き離された。日本は流れを変えるべく和田由紀子と中川つかさを投入。終盤に和田や佐藤のスパイクによる連続得点で追い上げるが、逆転には至らず連取を許した。
あとがなくなった日本は第3セットのスタートから和田、山田二千華、小島満菜美を起用した。中盤に石川真佑主将のスパイクや関菜々巳のサービスエースなどで連続得点を奪って一気に引き離した日本が、セットを奪い返した。
第4セットは序盤から一進一退の攻防が続いたが、中盤に連続得点を奪ったウクライナが前に出る。それでも和田や佐藤のスパイクなどで得点を重ねてジュースに持ち込むと、石川主将が連続でスパイクを決め、最終セットへ。
迎えた最終セット、中盤に島村のブロード攻撃や石川主将のスパイクなどで流れを引き寄せた日本は、ウクライナに逆転を許さず、逆転勝利で開幕2連勝を飾った。
世界選手権は今大会から出場チームが24から32に、開催年は4年ごとから2年に1度へと変更されて行われる。32チームが8組に分かれて1回総当たりの予選ラウンドを行い、各組上位2チームがファイナルラウンド(Round Of 16)へと進む。予選ラウンドの結果に応じてRound Of 16を行い、勝利チームは準々決勝へと勝ち進み、その後準決勝、3位決定戦、決勝を行って順位を決める。
■2025女子バレーボール世界選手権予選ラウンド
日本(FIVBランキング4位) 3-2 ウクライナ(同17位)
(25-27、20-25、25-20、26-24、15-11)
■日本の第1セットスターティングメンバー
石川、宮部、秋本、佐藤、島村、関、リベロ福留
■日本のトップスコアラー(上位3人)
石川 29得点(アタック26得点、ブロック3得点)
佐藤 24得点(アタック22得点、ブロック1得点、サーブ1得点)
和田 12得点(アタック11得点、ブロック1得点)
■日本の次戦(予選ラウンド第3戦)
8月27日(水)17:00(日本時間19:00)
対戦相手:セルビア(FIVBランキング8位)
■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)
地上波TBS系列 8/27(水)18:45〜
U-NEXT 8/27(水)18:35〜
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会公式写真集
男女日本代表選手を中心に、 千葉大会の名シーンを1冊に
好評発売中! ご購入はこちら
■「一試合一試合を着実に」女子日本代表が挑む世界選手権は8月22日開幕
■女子日本代表 ファイナルラウンド開催国ポーランドに善戦も及ばず4位で大会終了