
バレーボールの国内最高峰リーグ、2025-26大同生命SV.LEAGUE MEN(SV男子)は、11月13日(木)から16日(日)の4日間で10試合が行われた。
開幕戦で敗れて以来負けなしのサントリーサンバーズ大阪はホームで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦。初戦では、髙橋藍主将がバックアタックで決定率85.7%と高い決定力を発揮。さらにサーブレシーブでも67.6%と高い成功率を記録し、攻守両面でチームを支え、勝利に貢献した。続く2戦目は日鉄堺BZにセットを先取される展開となったが、攻撃の核であるドミトリー・ムセルスキー(28得点)がチームを引っ張ると、途中出場のデアルマス アラインも11得点で攻撃に厚みを加え、逆転勝利に貢献。サントリーは連勝を7に伸ばした。
いずれも連敗中のVC長野トライデンツと東レアローズ静岡は、VC長野のホームで対戦。初戦はVC長野がジュースにもつれた第1セットを奪うと、マシュー・ニーブスが攻撃の軸となって得点を重ね、流れを渡さずストレート勝ちを収めた。続く2戦目では、セットカウント1-2と追い込まれた東レ静岡が立て直し、第4セットを奪い返すと、最終セットもジュースにもつれた接戦を制して逆転勝利。この試合では、ここまでチーム最多得点をあげて攻撃をけん引するキリル・クレーツが持ち味を発揮し、勝利に貢献した。今節で両チームはともに連敗を止め、1勝ずつを分け合った。
そのほか、大阪ブルテオン、ウルフドッグス名古屋、広島サンダーズが連勝を飾った。
【試合結果】
■11月13日(木)
WD名古屋 3-0 東京GB
■11月14日(金)
WD名古屋 3-0 東京GB
■11月15日(土)
サントリー 3-0 日鉄堺BZ
大阪B 3-1 STINGS愛知
広島TH 3-0 ヴォレアス
VC長野 3-0 東レ静岡
■11月16日(日)
サントリー 3-1 日鉄堺BZ
大阪B 3-2 STINGS愛知
広島TH 3-0 ヴォレアス
東レ静岡 3-2 VC長野
SV男子順位表(11月16日終了時点)
SV男子順位推移表(11月16日終了時点)
■SVリーグ男子 東京GBが逆転勝利で連勝、ヴォレアス北海道はホームで連敗ストップ
■SVリーグ男子 WD名古屋がVC長野に連勝 日鉄堺BZが今季初勝利
■山内晶大(大阪ブルテオン) 「やりたいことはできた」3年後につながる充実の鍛錬期を終えて 【日本代表を経て2年目のSVリーグへ】
■関田誠大(サントリーサンバーズ大阪) ロサンゼルスオリンピックに対する本音は「わからない」 手術、移籍を経験した司令塔のこれから【日本代表を経て2年目のSVリーグへ】
発売中の月刊バレーボール2025年12月号はサントリーサンバーズ大阪特集
ご購入はこちら
【図】連勝連敗がひと目で分かるSV男子結果一覧(11月16日終了時点)
