女子は大阪北、男子は長崎が優勝【JOCジュニアオリンピックカップ】
- 中学生
- 2025.12.29
大阪北(女子)【写真:月刊バレーボール】
バレーボール中学生世代の選抜チームによる全国大会、JOCジュニアオリンピックカップ第39回全国都道府県対抗中学大会(JOC杯)は、12月28日(日)に最終日を迎え、男女準決勝と決勝がAsueアリーナ大阪(大阪府)で行われた。
女子決勝は、前回大会準優勝の東京と、前回大会3位の大阪北が対戦した。準決勝では、東京が熊本を、大阪北が兵庫をそれぞれストレートで下して勝ち進んだ。両チームは前回大会の準決勝でも対戦しており、その際は東京が2-0で勝利していた。今大会ここまでセットを落とさずに勝ち上がってきた大阪北が、終盤まで競り合った第1セットを先取すると、第2セットも一進一退の攻防から大阪北が引き離して連取。大阪北は失セット0の完全優勝を達成し、2年ぶり5回目の栄冠を手にした。
男子決勝は、準決勝でいずれもフルセットの接戦を制して勝ち上がってきた長崎と愛知が対戦した。第1セットは長崎が序盤から得点を重ねて主導権を握り、愛知の得点を15点以下に抑えて先取。続く第2セットも中盤に長崎が抜け出して先行する展開となり、愛知も粘り強く追いかけたが、長崎は逆転を許さずに勝利を収め、11年(10大会)ぶり6回目の優勝を飾った。
男女準決勝、決勝の試合結果は下記の通り。
【2025年12月28日(日)男女準決勝、決勝】
会場:Asueアリーナ大阪
■決勝
[特設コート]
・女子
大阪北 2-0 東京
(25-21、25-20)
・男子
長崎 2-0 愛知
(25-14、25-19)
■準決勝
・女子
[B1コート]
大阪北 2-0 兵庫
(25-11、25-14)
[C1コート]
東京 2-0 熊本
(25-14、25-17)
・男子
[B2コート]
長崎 2-1 熊本
(25-20、17-25、28-26)
[C2コート]
愛知 2-1 北海道
(25-20、22-25、25-22)
<最終結果>
・女子
優勝 大阪北(2年ぶり5回目)
準優勝 東京
3位 兵庫、熊本
・男子
優勝 長崎(11年ぶり6回目)
準優勝 愛知
3位 熊本、北海道
長崎(男子)【写真:月刊バレーボール】
■表彰選手
<女子>
▼JOC・JVAカップ
鎌田一歌(秋田)/外旭川中3年/181cm
▼次世代有望選手
鎌田一歌(秋田)/外旭川中3年/181cm
奥村アンナ(千葉)/luminous(野田一中3年)/182cm
南 夏希(千葉)/若松中2年/178cm
小林莉央奈(東京)/八王子実践中3年/166.8cm
前村真羽(神奈川)/鵠沼中3年/174cm
高橋美心(長野)/上田五中3年/172cm
鈴木瑠夏(静岡)/島田一中3年/178cm
榎本仁香(愛知)/Nine STAR(長久手南中3年)/177cm
岡元さくら(岡山)/就実中3年/178cm
小田心春(岡山)/就実中1年/172cm
ミリック愛笑(岡山)/就実中1年/179cm
大西雪路(徳島)/阿南中3年/174cm
▼JVA大会特別賞
生田やちる(東京)/東京立正中3年/170.2cm
中島紗英(熊本)/詫麻中3年/173cm
小野花結(大阪北)/金蘭会中3年/160cm
▼大阪府知事賞
鎌田一歌(秋田)/外旭川中3年/181cm
<男子>
▼JOC・JVAカップ
中村ジョエル(東京)/東京グレートベアーズU15(獨協中3年)/191cm
▼次世代有望選手
小西出隼翔(北海道)/札幌大谷中3年/187cm
柳 千翔(千葉)/AEGIS(朝日ヶ丘中3年/191cm
中村ジョエル(東京)/東京グレートベアーズU15(獨協中3年)/191cm
小林耕太朗(新潟)/新井中3年/187cm
今淵俊嘉(富山)/平中3年/192cm
手塚純矢(福井)/春江中3年/186.7cm
与佐岡 空(福井)/至民中3年/186cm
中尾樹陸(愛知)/神沢中3年/191cm
柴田輝夢源(滋賀)/長浜北中3年/191cm
堀江亜汰琉(奈良)/菟田野中2年/194cm
半田倫大(大阪北)/兵庫デルフィーノジュニア(吹田一中3年)/191cm
中森 葵(大阪南)/清風中3年/181cm
▼JVA大会特別賞
田島 皇(愛知)/六ツ美中3年/170cm
武田眞滉(愛知)/有松中3年/163cm
土井颯太(長崎)/大村中3年/190cm
▼大阪府知事賞
中村ジョエル(東京)/東京グレートベアーズU15(獨協中3年)/191cm
■前回大会準優勝の東京などがベスト4へ【JOCジュニアオリンピックカップ女子】
■前回王者を下した熊本が準決勝進出【JOCジュニアオリンピックカップ男子】
■前回大会3位の地元大阪北などが決勝トーナメント進出【JOCジュニアオリンピックカップ女子】
■2戦連続の接戦を制した香川などが決勝トーナメントへ【JOCジュニアオリンピックカップ男子】
■日の丸をつけた兄を持つ土井颯太(長崎)&岩下遼大(熊本) 有望中学生対談「憧れの存在が身近にいるのはいいこと」
























