全国三冠を目指す鎮西高の一ノ瀬漣ら春高で必見の男子10人【春高2026(男子)】
- 高校生
- 2026.01.04
第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高)が1月5日(月)に東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する。男子は全国三冠を目指す鎮西高(熊本)を中心に、頂点を争われる今大会。力のあるチームをけん引する、欠かせない選手たちを紹介する
一ノ瀬 漣(鎮西高)
一ノ瀬 漣 鎮西高(熊本)
いちのせ・れん/2年/身長191㎝/最高到達点339㎝/大和中(佐賀)/アウトサイドヒッター
2年生ながら高校トップクラスのアウトサイドヒッター。準々決勝から3戦連続のフルセットとなった国スポは圧巻のプレーの連続で、決勝の京都府(東山高単独)戦では第5セット3-8から逆転勝ちに導いた。天皇杯ファイナルラウンド3回戦で日本製鉄堺ブレイザーズにも通用したバックアタックは驚異の決定力。
岩下将大 鎮西高(熊本)
いわした・まさひろ/3年/身長188㎝/最高到達点337㎝/錦ヶ丘中(熊本)/オポジット
1年生時から得点源を務め、いよいよ高校最後の戦いに臨む。今季はインターハイで自己最高ともいえるパフォーマンスを見せたが、夏場に腹筋の痛みを再発してからは苦しむ場面も。国スポでは頂点に輝きながらも涙を流しており、2年連続で悔しさを味わった春高でその思いを晴らしたい。
西原涼瑛 鎮西高(熊本)
にしはら・りょうえい/3年/身長191㎝/最高到達点339㎝/余土中(愛媛)/ミドルブロッカー
1年生時にサイドプレーヤーから転向し、今や世代トップクラスのミドルブロッカーに成長。決定率の高いクイックで相手のマークを分散し、寄りの速いブロックでは要所で相手のスパイクをしとめる。タレントぞろいのスパイカー陣のなかで、11月に亡くなった畑野久雄監督の信頼は厚かった。
岩田怜緯 東山高(京都)
いわた・れい/2年/身長189㎝/最高到達点340㎝/中之口中(新潟)/アウトサイドヒッター
中学時代から注目を集める2年生エースが、初めて春高の舞台に立つ。昨年度は全国大会出場を逃したが、今年度はインターハイ、国スポを経験。高い打点から放つ引き出しの多い攻撃と、安定感の増すサーブレシーブで、チームの軸を担う。国スポ決勝で敗れた、同学年の一ノ瀬へのライバル心は強い。
岩田怜緯(東山高)
ハントラクル星夏 市立尼崎高(兵庫)
はんとらくる・せな/3年/身長187㎝/最高到達点326㎝/園田東中(兵庫)/アウトサイドヒッター
昨年度は2年生エースとして春高ベスト4に導き、今年度もインターハイで準優勝。夏場には全国高校選抜のキャプテンを経験した。パワフルなスパイクと堅い守り、そして時速115㎞をマークするサーブで、前年からほとんど変わらない布陣の先頭に立つ。
堀内晴翔 駿台学園高(東京)
ほりうち・はると/3年/身長174㎝/最高到達点310㎝/サレジオ中(東京)/セッター
春高4連覇に欠かせない頭脳。昨年度の全国三冠を成し遂げたメンバーが去り、下級生中心となった今季は多彩なトスワークでその力を引き出してきた。高校1年生時はレギュラーを務める時期もあったが、これまで2度の春高は控えとして日本一を経験。今季最高成績のベスト4(インターハイ)を上回り、栄光の歴史をつなげるか。
尾﨑亮太 清風高(大阪)
おざき・りょうた/3年/身長186㎝/最高到達点335㎝/明和中(和歌山)/アウトサイドヒッター
下級生中心のチームで、攻守で高い存在感を放つ。これまではディフェンス力の高さに定評があったが、準々決勝(対駿台学園高)で敗れたインターハイを経て、スパイク面に磨きをかけた。中央からの攻撃が魅力のチームにおいて、崩れても打ちきれるエースの存在は心強い。
新山 明 福岡大附大濠高(福岡)
しんやま・あきら/2年/身長180㎝/最高到達点336㎝/学業院中(福岡)/アウトサイドヒッター
春高県予選決勝では、今季2度の全国ベスト4入りを果たした東福岡高を撃破。2年生エースとして15年ぶりの本戦出場に貢献した。中学時代にはアンダーエイジカテゴリー日本代表に選ばれていたが、高校では初の全国の舞台へ。1年間で10㎝以上伸びた高い打点から、豪快にスパイクを放つ。
新山 明(福岡大附大濠高)
遠藤 駿 東北高(宮城)
えんどう・しゅん/3年/身長189㎝/最高到達点339㎝/富沢中(宮城)/ミドルブロッカー、オポジット
ミドルブロッカーに加え、今季はセットに応じてオポジットとしてもプレー。天皇杯ではバックアタックの本数を増やし、メンバー争いが激しいチームにとって、欠かせない存在に。今季はここまでインターハイ、国スポでのベスト8が最高。集大成の舞台でこれまでのベストを更新する。
田中 洸 川内商工高(鹿児島)
たなか・ひかる/1年/身長194㎝/最高到達点344㎝/高山中(鹿児島)/オポジット
中学時代は2年連続で全国中学生選抜に選ばれ、高校1年生ながら日本代表クラスのスケールを誇る今大会最注目サウスポー。清風高に敗れて涙を流したインターハイ、そして京都府に敗れた国スポと、全国の舞台に立つたびに成長した姿を見せてきた。初のオレンジコートで、この1年間の進化を証明する。
そのほかの注目選手は月刊バレーボール2026年1月号をぜひご購入ください

文/田中風太(編集部)
写真/中川和泉、編集部
■1位は今年度ここまで二冠の鎮西高(熊本) 【春の高校バレー出場チームのキャプテンに聞いた「春高で対戦したい学校は?」(男子編)】
■ダントツ1位は鎮西高の一ノ瀬漣!【春の高校バレー出場チームのキャプテンに聞いた「高校生ですごい!と思う選手は誰?」(男子編)】
■全国高校選抜男子のハントラクル星夏×岩下将大インタビュー 「三冠を食い止める」「負けるつもりはない」と火花
■馬場柚希ら将来が楽しみな逸材も 春高で目が離せない女子10選手
【次ページ】JVA 第78回全日本高等学校選手権大会(春の高校バレー2026)男子トーナメント表



























