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Delfino-U15と関西学院大男子バレーボールが連携 部活動の地域展開に関する課題を解決

調印式に参加した関係者たち

調印式に参加した関係者たち

 

 

中学部活動の地域移行で競技に触れる機会を確保

 

 関西学院大学体育会男子バレーボール部と有限会社 D COREとの間で、部活動の地域展開および地域連携によるバレーボールの普及に関する連携協定が819日に締結された。D COREは兵庫県の男女クラブチーム、Delfino-U15の運営を行っている。

 現在、全国的に中学校における部活動の地域移行・地域展開が進められている。兵庫県西宮市においても、部活動の地域展開を管轄する公益財団法人西宮市スポーツセンターより、塩瀬地区でのバレーボールチームの立ち上げについて、Delfino-U15へ協力依頼が寄せられた。塩瀬地区では部活動の地域展開に伴い、地域内で中学生がバレーボールを継続・開始できる受け皿(クラブや環境)が存在しないため、スポーツ機会の確保が課題となっていた。

 

 今回の協定締結を受け、今後Delfino-U15が主体となって、塩瀬中において受け皿となる男女バレーボールチームを新たに立ち上げる。そこでの指導者には、関西学院大の男子部員が「部活動(大学における活動)の一環」として派遣される。単なる活動場所の提供にとどまらず、大学の体育会でプレーする学生アスリートが直接指導を行うことで、子どもたちがより専門的で質の高い技術指導を受けられる体制を構築。指導経験を通じた、大学生側のキャリア支援や地域貢献も狙いの一つとなっている。

 

 

関西学院大男子部と、Delfino-U15のメンバー

 

 

大学生と地域クラブの連携における一つのモデルに

 

  関西学院大の西宮上ケ原キャンパス総合体育館内で8月19日に執り行われた調印式では、Delfino-U15 バレーボールチームの岩本正吾代表と、関西学院大の志甫啓部長が連携協定書にサイン。式にはDelfino-U15の選手やコーチ、関西学院大男子の渡里伊紗主将や山本拓弥主務らも参加した。

 岩本代表は、「今回の協定締結を契機として、子どもたちのためにさまざまな可能性を探っていきたい」と話し、志甫部長は、「大学体育会バレーボール部と、地域クラブ活動の連携が全国のロールモデルになり、よい循環ができれば」と期待を語った。

 

 

同じく調印式より。左から関西学院大男子部の山崎亮太郎監督、志甫部長、Delfino-U15の岩本代表、竹下英昭コーチ

 

 

 今回の協定締結に当たって両チームの窓口となった、関西学院大男子バレーボール部一貫教育・地域連携スタッフの小谷世和さんは「従来は先生方やボランティア指導者の多大な働きによって成り立ってきたが、部活動の地域展開により、バレーボールの競技人口が減少したり、指導の質が低下したりする恐れがある。しかし、こういった連携によってバレーボールをする場を作り、かつ専門的な指導も受けられる環境作りができると期待している。これからも手を取り合って、地域課題や社会課題を解決していきたい」と語った。

 大学生の指導を受けたDelfino-U15の大多和優愛さんは、「ボールの質がふだんの練習とは違う。現役選手にしかわからない、バレーボールの楽しさや厳しさを教えてもらっている。 ただ単に練習しているだけでなく、質の高い練習ができていると感じる」と感想を述べていた。実際の活動は、9月ごろの開始を予定している。

 

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