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「ベスト4以上に残りたい」神奈川県の破壊力あふれるダブルエースが国スポへ【大津涼玖(武相高)×松本ランビック(三浦学苑高)】

大津涼玖(左)と松本ランビック

第80回国民スポーツ大会(少年男子)が10月11日(日)~14日(水)に新青森県総合運動公園 マエダアリーナ(青森)で行われる。神奈川県の中心は、8月のインターハイで初出場ながらベスト8に入った武相高。そのエースである大津涼玖(2年)と、ともに得点源を担う松本ランビック(三浦学苑高3年)が、同大会への思いを語った。8月下旬に開催された国スポ関東ブロック大会では、ともに豪快なプレーで本戦出場権獲得に貢献した

 

 

大津涼玖(左)と松本ランビック

 

 

国スポ予選は

互いに頼りになる活躍

 

――国スポ関東ブロック大会では、初戦で茨城県に敗れましたが、その後は千葉県、埼玉県に連勝で本戦出場権を獲得しました。切符を懸けた埼玉戦はストレート勝ちでしたが、接戦(25-23、29-27)をものにしましたね

大津 とても最高です。第2セットはセットポイントを取られましたが、そこから底力を出して逆転できたことがいちばんよかったです。

 

松本 シーソーゲームで苦しい場面も多かったですが、そこでしっかりとつないで決めきれたのがよかったです。試合の後半ではブロックタッチが増えてきて、(攻撃に)切り返しやすい場面が多くなったのもよかったと思います。

 

大津 サーブレシーブをしてバックアタックに入れないなか、(松本)ランビックさんがしっかり決めてくれたので頼もしかったです。武相として三浦学苑と対戦するときは、ランビックさんは厄介な選手。この国スポで仲間になってくれるのはほんとうに頼もしいです。

 

松本 大津がレシーブからスパイクを打つ苦しい場面で、自分にトスが上がってきたときにどれだけ決めきれるかを意識していました。それができてよかったです。

 大津の魅力は、試合の後半になるにつれてギアが上がって、サーブもどんどん強くなること。スパイクコースがわかりづらかったり、自分も大津は相手にいると嫌な選手だと思っています。仲間として一緒にプレーすることができてとてもよかったです。

 

――武相高は初出場のインターハイでベスト8入り。松本選手はその活躍をどう見ていましたか?

松本 大津のプレー動画はSNSでもよく流れてきました。やっぱりすごいな、と思いましたが、負けずにやっていきたいです。自分がその中に入るのはすごくプレッシャーもありますが、今回は思いきってやりきれてよかったです。

 

大津 インターハイが終わって国スポに切り替えていましたが、練習ではセッターと合わない場面があって。そこで自分もダメなムードになってしまい、「試合は大丈夫かな」と思ってしまいましたが、今日の埼玉戦ではしっかりコンビが合ってよかったです。

 

 

埼玉県を破り、感情を爆発させる大津(左端)。個性あふれる得点後のパフォーマンスにも注目

 

 

――大津選手はインターハイが初めての全国大会になりましたが、松本選手は昨年の国スポにも出場しています。いつからバレーをしていますか?

松本 自分は小学2年生ぐらいですね。小学生のときはレシーバーもしていました。中学生(万騎が原中〔神奈川〕)でも小さいほうでしたが、高校に入って身長が15㎝ぐらい伸びました。

 

大津 小学生のころ、実はランビックさんと1 回会っていました。それで、三浦学苑の選考会に行ったときに話しかけてみたら、覚えていなくて…。

 

松本 まったく知らなくて、すみません(笑) 大津がJOC杯(JOCジュニアオリンピックカップ全国都道府県対抗中学バレーボール大会) のメンバーに選ばれたときに初めて見て、「こんな選手がいたのか!」とびっくりした記憶があります。

 

大津 ちょっとさみしいです(笑)

 

――大津選手はインターハイ時の最高到達点は339㎝でした(のちにチームのInstagramで345㎝をマークしたと報告)。松本選手もかなり跳んでいるように感じます

松本 去年測ったのが最後ですが、そのときは332㎝でした。そこから上がっているといいんですけど…。感覚的には 330㎝台後半かな、って。

 

大津 338㎝って言っちゃえ。

 

松本 正式に測っていませんが、じゃあ338㎝で(笑)

 

――両選手ともに高さを生かしたパワフルなスパイクが魅力ですが、跳躍力を上げる秘訣はありますか?

松本 いいスパイクを打てたときや、高い打点で打てたときの感覚を忘れずに、何度も試行錯誤して、いちばんいい状態のフォームに近づけるように考えてきました。いい状態で跳ぶために、足首のバネを生かして、最後の一歩で床を思いきり蹴ることを意識しています。

 

大津 インターハイが終わってからはどうやったら高く跳べるのかを考えて、国スポまでの期間でレッグプレスなどの下半身系のメニューを中心にトレーニング量を増やしました。午後からの練習のときには10時ぐらいから1時間トレーニングをして、いい状態で練習に向かえるように。あとは、松本さんみたいに最後の踏み込みを意識しました。

 

松本 自分はパワーをつけるために上半身のメニューを少し多めにしています。(下半身のメニューも)これからやっていこうかな、って。

 

大津 それは敵になったときにやばいです(笑)

 

 

高い跳躍力を生かしたスパイクが光った松本

 

 

――武相高では全国ベスト8に入りましたが、神奈川県としての国スポの目標はいかがでしょうか?

大津 ベスト8では物足りないので、ベスト4以上に残りたいです。

 

松本 自分は2回目の国スポなので、しっかりとチームに、武相高校に貢献できるようにやっていこうと思います。大津にはとにかく暴れまくってほしいです!

 

大津 ランビックさんは高さがあるので、どんなブロックでも上からたたいてほしいです!

 

大津涼玖

おおつ・りく/身長185㎝/白山中(神奈川)出身/アウトサイドヒッター

 

松本ランビック

まつもと・らんびっく/身長183㎝/万騎が原中(神奈川)出身/オポジット

 

取材・写真/田中風太(編集部)

 

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