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連覇を狙う東山がベスト4入り 室温上昇の難しいコンディションでダブルヘッダーを突破【北海道インターハイ2023男子】

  • 2023.08.11

 

令和5年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2023)は810日(木)、男子3回戦と準々決勝を道北アークス大雪アリーナ(北海道旭川市)ほか全2会場で行われた。昨年王者の東山高(京都)は、2年連続のベスト4入り。チームの結束力も高まり、難しい環境下での試合も乗り越えた

 

 

力強くスパイクを放つ尾藤

 

 気温30度超えの旭川。この日は扇風機などが設置されたが、空調設備のない会場は試合が進むごとに蒸し風呂状態になった。汗がしたたり落ち、モッパーが数名がかりで床を拭いても何度も試合は中断。集中力を保つのが難しい一戦で、東山高はダブルヘッダーを勝ちきった。自身も床を拭きながら選手を鼓舞した松永理生監督は、この2試合の教訓を口にした。

「この試合環境なので、(準々決勝の相手の)川内商工高の選手も、本来の力を出したいところで心が折れそうになることもあったと思うんです。(東山高の)選手たちには、試合後に『相手もベストを出して戦いたかったはずだ』と言いました。

 でも、自分たちがそういう思いになった(負けてしまった)ときに、環境のせいにしてはこれからにつながらない。壁を打ち破るのは自分たちだし、自分たちにはまだやれる機会がある。そういう思いで最後も取りきってもらえたらと思います」

 

 シードのため決勝トーナメント2回戦から出場し、四国大会王者の新田高(愛媛)との初戦は、第1セットでジュースにもつれ込みながらもストレート勝ちした。ダブルヘッダーのこの日も、チームの核を担う3年生が力を発揮。準々決勝の川内商工高戦では、第2セットで20-18と迫る相手に対し、花村知哉キャプテンのサーブから3連続得点で突き放した。エース尾藤大輝、サウスポー梶田勘大郎、リベロ髙橋智貴が活躍し、指揮官は「3年生が引っ張ってくれています。そこから2年生、1年生も一生懸命やってくれています」と手応えをつかむ。

 

 

終盤に向かうにつれ、試合は中断。蒸し暑さのなかで戦った

 

 2週間前はどん底にいた。近畿大会では準決勝で昇陽高(大阪)にストレート負け。相手に崩されて単調な攻撃になり、第2セットは先にセットポイントを握りながらも逆転を許した。試合後は30分以上にも及ぶミーティング。そして、厳しい練習を乗り越えてきた成果が、本戦で現れている。「初戦はばたつきましたが、今日の2試合は自分たちのやりたいことをしっかり出してくれていたので。しっかり練習してから、気持ちも前向きになっています」。課題の中央からの攻撃も力強さを増し、チームのムードも高まってきた。

 

 2年連続の頂点が見えるところまできたが、松永監督は「一戦必勝なので。準決勝で福井さん(福井工大附福井高)と初めて試合をさせてもらえるので、勝ちにいけるようにしたいです」と力を込めた。運命の最終日へ、「今からデータ(分析)頑張ります!」と足早に会場を去った。

 

文・写真/田中風太(編集部)

 

 

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