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春高2024

WD名古屋とジェイテクトの3位争い、白熱必至の東レvs.パナソニック【V1男子見どころ】

  • V1
  • 2021.03.10

■ギアを上げる東レと順位を保ちたいパナソニックの一戦は白熱必至

 三島大会では、先週のWD名古屋戦での健闘など終盤戦でさらなる団結力を見せている東レアローズと、2位のパナソニックパンサーズが対峙する。

 

 ホームでの一戦を迎える東レは、パダル・クリスティアンの力強い攻撃や、セッター藤井直伸を軸に繰り広げるミドルブロッカーとの息の合った速攻も強みに、先週のWD名古屋でも健闘を見せた。リーグ終盤は特に、ベテラン選手たちの意地がチームに刺激を与えている東レ。この勢いでパナソニックを討ち破り、さらに上位に食い込めるか。

  

 強靭な主力メンバーがそろうパナソニックだが、東レとの戦績は、これまで2戦を戦い1勝1敗。ミドルブロッカーを生かし、高い攻撃力を誇るチーム同士の一戦は、今回も混戦が予想される。その中で、清水邦広やクビアク・ミハウらの技ありのサーブや、今季主力での起用が目立つ小宮雄一郎らが見せる要所でのブロックで、いかに相手の脳内に“負のイメージ”を蓄積させることができるか。そうして、着実に試合の流れをものにしていきたいところ。

                

■順位争いに燃えるWD名古屋vs.新風が吹くJT広島。FC東京が首位サントリーに挑む

 JTサンダーズ広島のホームゲームとなる岩国大会では、6位のJT広島と、ファイナル3出場を争うWD名古屋の一戦が行われる。2月の初週に対戦した際は、初日はフルセットの末にJTが勝利、2日目はストレートでWD名古屋に軍配が上がった。ほぼチーム状況も変わらない中での戦いとなる今週、勝敗の行方やいかに。

 

 勝ってホームを元気づけたいJT広島は、チームを率いるベテランセッター深津旭弘か、終盤に先発出場を重ねる若手セッター金子聖輝か、その起用も見どころの一つ。小野寺太志ら主軸として活躍を続けるメンバーたちの傍らで、伸び伸びとプレーし経験を積む、新井雄大や坂下純也ら内定選手も注目の存在だ。ファイナル3を懸けてさらに闘志を燃やす相手に、いかに食らいつけるか。

 

 3位を走るWD名古屋は、順位争いが熾烈を極める中、確実に勝ち星を重ねていきたいところ。そのプレーで存在感を示すクレク・バルトシュや高梨健太はもちろん、その裏で勝利へのキーとなるのが、両ミドルブロッカーや山田脩造の活躍。苦しいローテーションでいかに決定力を発揮できるか、組織的なバレーを展開するための重要な戦力となれるかに期待がかかる。

 

 町田大会ではFC東京のホームゲームが行われ、8位のFC東京と首位のサントリーサンバーズが激突。今季、サントリーに全敗のFC東京が、最後のリベンジマッチに挑む。

 

 FC東京は、直近の大会で堺やジェイテクトに勝利。先週はJT広島を相手に、敗れたもののフルセットの熱戦を繰り広げた。サントリーに対しても、前回の連戦では2戦目はフルセットに持ち込み惜敗しており、決して勝ち目がない相手ではない。攻撃を司るセッター手原紳の組み立てや、リーグトップの高い決定率で貢献する栗山英之らを中心に、総力戦で勝利をつかみに行きたいところ。

 

 対するサントリーは、すでにファイナル3進出を決定させており、多少の余裕を持って試合に臨むことができる。その中で、決勝を見据えて主力メンバーを起用し続けるか、それとも中堅や若手に経験を積ませながらV・レギュラーラウンドの残り試合を戦うか。秦耕介や小川猛ら、ポテンシャルの高い控えメンバーたちの活躍にも注目だ。

 

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