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春高2024

男子世界クラブ/4強が確定。ゼニト・カザン敗退

  • 海外ニュース
  • 2018.11.29

 現地11月26日からポーランドで開催されている『男子世界クラブ選手権2018』は、プール戦2試合を終えて、地元ポーランドリーグのアセッコ・レソヴィア、イタリア・セリエAのルーベ・チヴィタノーヴァとトレンティーノ・バレー、ロシア・スーパーリーグのフェケル・ノブィ・ウレンゴイがセミファイナルに駒を進めた。連覇を狙ったロシアの銀河系軍団ゼニト・カザンは2敗を喫し、敗退した。(Photo:FIVB.org)

 

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ワイルドカードで出場のレソヴィアはセミファイナル進出に歓喜。中央9番はチボー・ロサール(フランス)

 

<プール戦 2試合終了時点での結果>※色付きがセミファイナル進出チーム

■プールA

1位 ルーベ・チヴィタノーヴァ(イタリア) 2勝0敗

2位 フェケル・ノブィ・ウレンゴイ(ロシア) 2勝0敗

3位 ゼニト・カザン(ロシア) 0勝2敗

4位 スクラ・ベルハトゥフ(ポーランド) 0勝2敗

スクラ(左)とルーベ(右)のネット際の攻防。右はツベタン・ソコロフ(ブルガリア)

 

■プールB

1位 トレンティーノ・バレー(イタリア) 2勝0敗

2位 アセッコ・レソヴィア(ポーランド) 2勝0敗

3位 サダ・クルゼイロ(ブラジル) 0勝2敗

4位 ハータム・アルダカン(イラン) 0勝2敗

当大会では過去3度優勝のサダ・クルゼイロ(コート奥)も敗退が決まった。イザキ・サントス(ブラジル/奥)とデービッド・スミス(アメリカ/手前)

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■銀河系軍団ゼニト・カザンが失意の敗退

ロシアの名門ゼニト・カザン。ディナモ・カザンの呼称の時期も

 

 昨シーズンはヨーロッパチャンピオンズリーグや男子世界クラブを制するなど、圧倒的な力を見せたロシア・スーパーリーグのゼニト・カザン。今季リーグ戦にて、2000年のチーム創設から通算1000試合を達成した名門クラブだ。

 

 ロシアの“ハードヒッター”マキシム・ミハイロフや、アメリカの“全方位得点マシーン”マシュー・アンダーソンが在籍。今シーズンからはフランスが誇る“アメージング・トリックスター”イアルバン・ヌガペトが加入した。

 

 今大会では初戦でフェケルに2−3(23-25,28-26,25-21,22-25,11-15)で破れると、続くルーベに2−3(25-20,22-25,26-24,23-25,17-19)と競り負け、2敗。前回大会王者がここで姿を消した。

 

 セッターのアレクサンダル・ブツコ(ロシア)は「大会が終わったわけではないし(プール戦は残り1試合)、このまま終わることは望んでいない。冷静にプレーすることが我々には必要だ」と肩を落としながらも、最終戦に目を向けた。

 

ヌガペト(左端)にアンダーソン(中央)。コートで描かれる絵は豪華そのもの

 

 ちなみに、チームのホームページではミハイロフがヌガペトの加入を歓迎するインタビューが掲載されている。体育館ではいつもヌガペトがラップを刻んでいるとのことで、ミハイロフは「言うならば、彼は才能豊かな人間なんだ。僕はラップに詳しいわけではないけれど、いいものだよ」とコメント。今回の世界クラブでは結果を残せなかったが、スター軍団が次に奏でるは、どんな音色だろうか。

 

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