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春高2024

開幕直前企画/東レ女子2人が振り返る春高

  • 高校生
  • 2019.01.03

 春の高校バレー『全日本バレーボール高等学校選手権大会』。第71回大会がいよいよ1月5日(土)から幕を開けます。

 さて、その高校生バレーボーラーたちの晴れ舞台を、Vリーガーに振り返ってもらいました。第69回大会の決勝を争った、東レアローズ女子の2人のプチトークを『月バレ.com』だけでお届け♪

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東レアローズ女子で活躍中

黒後 愛×小川愛里奈

黒後選手(左)と小川選手(右)の2人が振り返るのは、こちら

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◆第69回全日本バレーボール高等学校選手権大会 女子決勝◆

1月8日/下北沢成徳高[東京] 3(25-19,25-22,25-18)0 就実高[岡山]

 

VB お互いに決勝で対戦することになりました。小川選手の就実高は準決勝で金蘭会高(大阪)に劇的勝利を収めて勢いもあったと思いますが、相手としてはどんな印象でしたか

黒後「難しい相手だな、と思っていました。とにかく守備がよくて粘り強い印象でしたし、(就実高のような)センターオープンの攻撃を繰り出すチーム自体が高校でも少なかったですから。なので、すごく守りにくいな、と。エリナ(小川)というエースもいましたし…、でも勝ちました!」

小川「それまでの高校生活で、センターコートでプレーすることがなかなかできなくて、ようやく高校3年生で立つことができた。誰もが行きたい場所にたどりつけて、なおかつ相手にアイ(黒後)がいた。顔見知りだったので、負けたくないなと思って試合に臨みました。負けてしまいましたが…!

 そのころは、全日本のアンダーカテゴリーの合宿とかで、たまたま召集のタイミングが重なったら話すくらい。でも、ふつうに仲よかったよね!?」

黒後「よかったよ!(笑)」

小川「東レに入って、最初はしっかりものだと思っていたけど…。実は違った…、かな(笑)」

黒後「余計なこと言わないでッ(笑)」

小川「ほんとうにバレーボールにマジメで、コツコツと努力しているなとすごく伝わってくるよ。それは高校時代も、東レで一緒になっても」

黒後「高校時代のエリナ(小川)は、サーブがすごくいいイメージだった。ミドルブロッカーだけど、エリナのサーブでブレイクを取られていた印象がある。それに下北沢成徳としてはブロックを意識していたけれど、打点が高いから、ほんとうに守りにくくて。うん…、すごく嫌な存在。嫌だった」

小川「(苦笑)」

黒後「でも、相手にそう思わせるのは、いいことだよね」

 

小川愛里奈(おがわ・えりな/就実高出身/ミドルブロッカー)

 

VB その決勝では黒後選手を小川選手がブロックシャットする場面もありました

黒後「止められた。ほら、覚えてないでしょ~? 止めたこと」

小川「覚えているよ! 止めたなぁ、って。でも、アイにも止められた記憶あるよ」

黒後「あったっけ(汗) 止められた記憶は、はっきりしているな…」

小川「バレーボール人生が長く続く中で、成長した舞台が春高だったかな。次のステージにつながる成長が、あそこでできたと思うんだ」

黒後「高校生活は3年しかなくて、最後の試合が春高になる。私の場合は、インターハイで優勝、国体で準優勝、と結果を出せていたけれど、春高で勝たないと意味がないと思っていた。それは、どのチームも同じだと思う。いろんな人の、いろんな思いが詰まっている大会だね」

 

黒後 愛(くろご・あい/下北沢成徳高出身/アウトサイドヒッター)

 

このほか、石川祐希柳田将洋古賀紗理那ら多数のトッププレーヤーが振り返る『わたしの春高』

好評発売中の月刊バレーボール1月号にてドドンと掲載!!

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