【セリエA】[決勝]レオン砲炸裂。ペルージャ王手
- 海外
- 2019.05.11
ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』。シーズンの集大成、ファイナルスクデットは第3戦。パラ・バートンに帰ってきたペルージャ、やはり強い…!!(Photo:Legavolley.it)
[MATCH OF THE FINAL]
■ ペルージャvs.ルーベ/レオンが大暴れ!! ペルージャ、ホームで完勝
第3戦:ペルージャ 3(25-17,25-20,25-18)0 ルーベ
ファイナル第3戦の舞台はパラ・バートン、ここはペルージャの“家”。ルーベに立ち入るスキなどなかった。主役はペルージャのエース、ウィルフレド・レオン(ポーランド)。コーナーぎりぎりに打ち込むなど、3本のサービスエースを含む最多20得点をマークする。アレクサンダル・アタナシエビッチ(セルビア)が14得点と続き、守ってはマルコ・ポドラスチャニン(セルビア)が4本のブロックポイントをあげる。各セットとも中盤でリードを奪ったペルージャが最後までルーベの反撃を許さず、ストレート勝ちを収めた。
「第2戦で負けた(1−3)以上、この重要な試合に勝つことはけっして容易いことではなかった。けれども、特にレオンが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。次は相手のホーム、けっしてミスをしてはならない。集中してプレーすることが必要だ」とアタナシエビッチはコメントした。
アウェーでの戦いに臨んだルーベは、ペルージャの熱狂的なファン“シルマニアチ”の声援にも、圧を受けたか。「この会場では簡単に勝利はできない。出だしから、相手のプレッシャーに押された」とリベロのファビオ・バラソ(イタリア)。第3セットではスタートからミドルブロッカーをドラガン・スタンコビッチ(セルビア)からロベルランディ・シモン(キューバ)に交代するなど手を打ち、反撃するも、白星をあげることはできなかった。
最多14得点と気を吐いたツベタン・ソコロフ(ブルガリア)は「アウェーでは、本来の姿を見せられなかった。まだ第4戦がある。もっといいプレーをしなければならない」と意気込んだ。
【2018-19 プレーオフ ファイナル】
ペルージャ(2勝1敗)vs.vs.ルーベ(1勝2敗)