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春高2024

石川が最多得点をあげるも中国に完敗[第21回男子アジア選手権]

  • 日本代表
  • 2021.09.17


 第21回アジア男子選手権大会の順位決定予備戦初日が9月16日(木)に行われた。予選A組1位の日本は、千葉ポートアリーナ(千葉)でC組2位の中国と対戦し、1-3(19-25,29-27,21-25,19-25)で敗れた。

 

<今大会初黒星となった日本>


 石川祐希主将を含め、東京2020オリンピックを戦ったメンバーが多くコートに入っていたが、この日は終始中国のサーブに崩され、高いブロックをなかなか攻略できずに終わった。

 第1セットは立ち上がりにサーブミスが続いたものの、一進一退の攻防だったが、中盤で石川がブロックされるなど6連続失点を喫し、そのままセットを落とす。
 第2セットは序盤で宮浦健人のサーブが走り、5連続得点。流れをつかんだかと思われたが、すぐにサービスエース2本を含む5連続失点で拮抗した展開に。そのまま試合は進み、先にセットポイントを握られたが、藤井直伸と李博のコンビ攻撃で凌ぎ、相手のミスに助けられながらセットを奪い返した。

 

<サーブで安定感を見せた宮浦>

 

 続く第3セットは序盤から相手のサーブとブロックがさく裂。日本はつかめそうな流れもサーブミスで切ってしまう場面が多く、序盤の点差を詰められないままセットを落とした。
 あとがない第4セット、石川や宮浦のバックアタックで勢いに乗り、先に8点でテクニカルタイムアウトに到達したが、その直後に第2セットと同じ相手のローテーションで連続失点。逆転されてからも相手のサイド攻撃を止められず、最後はクイックを決められ今大会初黒星を喫した。

 石川が両チーム最多の19得点をあげたものの、中国はサービスエース8本、ブロック17本で押さえ込まれる形だった。
日本は17日(金)にC組1位のオーストラリアと対戦。準決勝進出を目指す。

 

<両チーム最多得点をあげた石川>

 

中垣内祐一監督「完敗です。出だしがよくなかったというのもありますが、サーブもディフェンスもブロックも、中国がアグレッシブでした。競ったときはミスを出してくれましたが、そこまでいけず、終始中国ペースで伸び伸びとプレーさせてしまったことが敗因です」

石川祐希「ブロックされるケースが非常に多く、そこで流れをつかめずに中国の持ち味を発揮させてしまいました。オリンピックでもそうでしたが、被シャットが増え、流れを作れなかったことが敗因だったと感じています。サーブミスも多かったので、明日に向けて修正してオーストラリア戦に臨みたいと思います」

宮浦健人「相手の高く、前に出てくるブロックに決められる場面が多かったです。攻撃も終始相手のペースで攻められる展開だったと思います。サーブに関しては、1セット目からよかったので、2セット目も引き続き打っていこうと思っていて、結果的にブレイクできたことはよかったです」

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