元女子ロシア代表のエカテリーナ・ガモワが「#NO WAR」と母国の軍事侵攻に訴え 悲しみの声も
- 海外
- 2022.02.26
ロシアがウクライナへ軍事侵攻に踏み切ったことに対し、バレーボール界でも悲痛の声があがっている。
「ごめんなさい」と自身のSNSで思いをつづったのは、元女子ロシア代表のエカテリーナ・ガモワで、インスタグラム上に「私たちの国の歴史に、悪しき1ページとして永遠に残ります。可能なかぎり、非軍事的手段での停止を…。私は黙っていられるでしょうか。できるでしょう、ですが、恥ずかしくて怖いです…」(一部抜粋/原文はロシア語)と書き記し、ハッシュタグ「#нетвойне(=NO WAR)」を付け加えている。

<日本開催の2010年女子世界選手権で大会2連覇とMVPに輝いたガモワ(Photo:FIVB)>
世界選手権2連覇と2度のオリンピック銀メダルに輝いたガモワの投稿を引用したのは、現在イタリア・セリエAのペルージャでプレーする男子ウクライナ代表のオレイ・プロトニスキ。自身のSNS上では「私の町から50kmです」と軍事侵攻を受けた母国の風景をアップし、「信じられません」と悲しみの声をあげた。

<サウスポーから切れ味と変化の大きいサーブを繰り出すプロトニスキ(Photo:legavolley.it)>
ロシアでは今年8月下旬から男子の世界選手権が開催される予定で、男子日本代表も出場権を獲得している。
(文/坂口功将〔編集部〕)

<国際大会の組み合わせ抽選会に登壇したガモワ(Photo:volley.ru)>
人気記事ランキング
「負けることが頭になかった」3年前の全中ベスト4を超え、初の全国大会決勝へ【インターハイ女子準優勝 福岡女学院高主力座談会(前編)】
春の高校バレー2026 女子はインターハイ王者の金蘭会などが出場権獲得、男子は関根学園、常翔学園が初出場 全国各地で予選開催中【11/1~3・出場校一覧】
春の高校バレー組み合わせが決定 男子は大会4連覇を狙う駿台学園、女子はインターハイとの二冠を目指す金蘭会が第1シードに
関東1部春秋王者の早稲田大(男子)と東京女体大(女子)が第1シード 全日本インカレ組み合わせが決定
日の丸をつけた兄を持つ土井颯太(長崎)&岩下遼大(熊本) 有望中学生対談「憧れの存在が身近にいるのはいいこと」






















