石川祐希のミラノがパドヴァに勝利 髙橋藍はリベロで出場
- 海外
- 2022.02.28

©︎Lega Pallavolo Serie A
石川祐希の所属するミラノは現地時間2月27日(日)、イタリア・セリエAレギュラーシーズン後半第10節で髙橋藍の所属するパドヴァと対戦し3-0(25-18, 25-20, 25-22)で勝利した。ともにスターティングメンバーで、髙橋はリベロとして出場した。ミラノは現在、プレーオフ進出圏内の5位。
第1セット序盤ミラノはジャン・パトリ(フランス)のバックアタックなどで一進一退の攻防を繰り広げると、15-16からバルテレミ・シネニエズ(フランス)の効果的なサーブで6連続得点につなげ逆転し、一気に突き放した。第2セットはトーマス・ジェスキー(アメリカ)のサーブやパトリのバックアタックなどでリードする。終盤リーヌス・ベーバー(ドイツ)のサーブやアンドレア・カネッラ(イタリア)のスパイクで粘るパドヴァに3点差まで迫られたが逃げ切った。第3セットもジェスキー、パトリを軸に攻めて序盤から点差を広げていく。石川のサービスエースで7点差とするが、このセットでもパドヴァが粘りを見せて、マルコ・ボルパト(イタリア)のブロックで1点差に。しかし一歩及ばず、ミラノが25点目を奪い勝利した。ミラノは勝ち点37となり、5位をキープ。上位8チームが進出できるプレーオフ出場をほぼ確実にした。
石川はサービスエースによる1点を含む5得点、サーブレシーブ返球率は40%だった。髙橋は本来のポジションと異なるリベロとしての出場だったが、大きく崩れることなく返球率は43%を記録した。
石川祐希コメント
「西田選手や髙橋選手とイタリアでプレーできることは非常にうれしいことですし、日本人がもっと海外に出て、トップチームでプレーして、戦って、強くなっていけるといいと思いました。改めて、日本人が一人でも多くイタリアの地で活躍できるということは非常に価値のあることだと思いますし、これからの(日本の)バレー界にもつながっていくことだと思います」
次戦、ミラノは現地時間3月5日(土)17:45【日本時間6日1:45】から、クラブ初となるコッパ・イタリア準決勝でトレンティーノと戦う。
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