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【プレイバック!】エース木村沙織、MVP荒木絵里香 東レが4度目の優勝【2011/12シーズンVリーグファイナル】

  • V1
  • 2022.04.08

2011/12V・プレミアリーグファイナルを月バレ2012年5月号で振り返る

 

 V・レギュラーラウンド優勝チームとV・ファイナルステージに進出する最後の1チーム、どちらもが最終戦で決まるほどの混戦だった2021-22V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN。いよいよ4月9日(土)より始まるV・ファイナルステージでクライマックスを迎える。

 

 その前に、過去の月バレ誌面からVリーグファイナルを振り返ってみよう。今回は月バレ2012年5月号から、東レアローズ対久光製薬スプリングスというカードだった2011/12V・プレミアリーグファイナルを振り返る。

 

【2021-22V・ファイナルステージについてはこちら】

 

 2011/12シーズン、東レはレギュラーラウンドを18勝3敗で1位通過した。全日本の主力も務めるエースの木村、そして荒木を中心に迫田、濱口、中道らが力を発揮し、セミファイナルラウンドは負けなしでファイナルに到達。前年、東日本大震災の影響でシーズン途中打ち切りにより4連覇を逃し、その雪辱に燃えるシーズンだった。

 

 対する久光はレギュラーラウンドではリーグ1位のサーブレシーブ成功率、同3位のブロック決定本数(セットあたり)という安定したディフェンスを武器に2位通過。石田、新鍋、座安、岩坂ら若い選手たちが先野、原らベテランが抜けたあとをつなぎ、5シーズンぶりの優勝を目指した。そんな両チームの対決を報じた月バレ2012年5月号の記事を見てみよう。(編注:文中の所属・チーム名は当時のまま)

 

【当時の誌面や木村沙織、荒木絵里香、迫田さおりらの写真を振り返る】

 

月刊バレーボール2012年5月号掲載

 

2012.3.24 女子決勝戦

東レが頂点奪回! 久光製薬の反撃を許さず

 

東レアローズ 3-0 久光製薬スプリングス

(32-30, 25-16, 25-22)

 

 女王復活。東レは全日本の主力メンバーを軸に、新戦力も存分に役割以上と言える活躍を果たした。

 

 ファイナルでは、石田や新鍋らバランスに優れるサイド陣をはじめ、高いレシーブ力を武器に上り調子の久光製薬と激突。勝負の1セット目は、セッター古藤が的を絞らせない攻撃を演出して久光製薬が走りかけるも、東レは中盤で連続得点。その後、ジュースにもつれ込んだ大激戦は30-30という局面を迎えたが、ここで迫田のサーブと、最後は木村のスパイクが決まった東レが奪い取った。

 

 2セット目以降もカギになる場面でリベロ濱口がよくチームを支えると、今季これまでもうひとつ調子の上がり切らない面があったエース木村も、要所では確実に欲しい得点を決めるさすがの活躍で、久光製薬を押し切った。

 

 ここ5年で4回目となるファイナルの舞台で、東レは負けなしの強さを発揮。「何回味わっても、いいもの」(荒木)という4度目の栄冠に酔いしれた。

 

【次ページ】2年ぶり4回目の優勝を果たした東レ

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