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V・チャレンジマッチ男子 V2のヴォレアス、富士通がともに勝利 V1昇格に前進

  • V1
  • 2022.04.10

 2021-22 V・チャレンジマッチ男子が4月9日(土)に小田原アリーナ(神奈川県小田原市)で開催され、第1戦はアイシンティルマーレ(V3)対トヨタ自動車サンホークス(V2)、ヴォレアス北海道(V2・優勝)対VC長野トライデンツ(V1・10位)と富士通カワサキレッドスピリッツ(V2・準優勝)対大分三好ヴァイセアドラー(V1・9位)の3試合が行われ、それぞれV3のアイシン、V2のヴォレアスと富士通、いずれも下のカテゴリーのチームが勝利を収めた。10日(日)に第2戦が行われる。


ヴォレアス北海道(V2・優勝) 3-2 VC長野トライデンツ(V1・10位)
( 33-31, 19-25, 21-25, 25-18, 15-12 )

 

 第1セットはヴォレアスが11-13から張育陞のアタックなど6連続得点で逆転に成功するが、VC長野も負けじとヌルムルキ・リヴァンを中心に4連続得点をあげて18-18の同点に戻す。その後は両者一歩も譲らず、30点台に到達するジュースをヴォレアスがものにした。

 

 第2セットはVC長野がリヴァンに加えて、キャプテンの池田幸太がしっかりと得点を重ねて先行する展開に持ちこむ。20-17からはリヴァンのアタックと池田颯太のサービスエースなど3連続得点をあげて取り返すと、続く第3セットは序盤からリードを奪う。要所で森﨑健史のクイックやサービスエースも決まり、逆転に成功した。

 

 ヴォレアスは第4セット開始時から後藤万澄に代え、田城貴之を投入して反撃を開始。その田城がアクセントになって攻撃にリズムを生むと、張や越川優のサイドアタッカー陣が得点し、大差でこのセットを取りきる。

 

 最終第5セットはサイドアウトの応酬が続いたが、13-11からヴォレアスが張のアタックと、見事なブロックシャットを決めて激闘に終止符を打った。

 

ヴォレアス北海道
エド・クライン監督 この試合のために、たくさんの準備をしてきました。VC長野はV1で最下位のチームとはいえ、それでもV2より高いレベルにあります。重要だった第1セットを取ることができましたが、第2、第3セットはブロックとサーブで数字を残せませんでした。ですが、巻き返すことができて満足していますし、選手たちはよくやりきってくれました。明日は別の試合になるでしょうから、できるかぎりのことをしていきたいと思います。

 

佐々木博秋
 相手はV1で戦っているチームで、V2では決まっていたボールも決まらない場面が多々ありました。明日は3-0もしくは3-1で勝たないことには昇格できないので、勝利を目指します。

 

越川優
 今季は選手一人一人が自分の役割を果たしてきたからこそ、V2でも結果を残すことができたと感じていますし、今日の試合も控えの選手を含め、それぞれの役割を務めきれたと。(自身の現役生活最後の試合は)勝って、終わりたいです。

 


富士通カワサキレッドスピリッツ(V2・準優勝) 3-2 大分三好ヴァイセアドラー(V1・9位)
( 25-20, 25-22, 21-25, 19-25, 15-13 )


 先に流れをつかんだのは富士通で、大分三好のミスもあり、第1セットを先取する。第2セットは序盤からサイドアウトの応酬が繰り広げられる中、富士通は浅野卓雅のアタックやリリーフサーバー秦俊介のサービスエースで勢いをキープ。セットポイントから長谷山拓のサービスエースも決まり、2セットを連取した。

 

 対する大分三好は山田滉太を中心に攻撃を展開して第3セットを奪い返すと、続く第4セットは開始早々から富士通の栁田百織を連続ブロックシャットするなど、4-0とスタートダッシュに成功。11-9からは山田の連続サービスエースを含む4連続得点をあげると、リードを保ち、セットカウントをタイに戻した。

 

 最終第5セットは大分三好のエメルソン・ロドリゲス、富士通の栁田、両オポジットが打ち合いを演じ、サイドアウトの応酬に。マッチポイントに到達した富士通は、尾木将をリリーフサーバーで送り込むと、相手の攻撃の的を絞り、最後はブロックシャットで激闘を制した。

 

富士通
山本道彦 監督
 V・レギュラーラウンド最終戦は緊張感によって力が発揮できませんでしたが、今日はリラックスして臨めていたと感じました。相手はV1を戦って経験値も高く、実際に今日の第3、第4セットのように修正力もあります。我々も覚悟して明日の試合に臨むしかないと考えています。

 

栁田百織
 相手の強いサーブを浴びる場面もありましたが、心が折れることなく、自分たちの“楽しいバレー”をできたと思います。なかなかV2では外国籍選手と試合する機会がなかったのですが、今回は対策がはまった部分もあったと感じました。

 

浅野卓雅
 V1のチームに勝てていなかったので、今日「やっと勝つことができた」とうれしい気持ちです。V2で4連覇し、今季は準優勝でしたが、「うちも強いぞ」と相手にも、またV1のチームにも認識してもらえたと思います。とにかく勝ててうれしいです。

 

 この結果、ヴォレアスと富士通は2ポイントを獲得。今日の試合でヴォレアスと富士通は勝利すればV1昇格が決まるが、フルセットで敗れた場合はポイントとセット率が並ぶため、得点率の結果によって順位が決定する。

 

 V・チャレンジマッチの順位は、2戦行って勝利数の多いチームが上位。勝利数が並んだ場合はポイントの高いチーム、ポイントも並んだ場合はセット率の高いチーム、セット率も同率の場合は得点率の高いチームが上位となる。いずれも同率となった場合は、上位のDIVISIONのチームが勝者となる。

 

ポイントは以下の通り付与される
3ポイント:「3-0」もしくは「3-1」での勝利
2ポイント:「3-2」での勝利
1ポイント:「2-3」での敗戦
0ポイント:「0-3」もしくは「1-3」での敗戦

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