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春高2024

サントリー 鶴田らの引退コメント「ほんとうに自分は幸せものだと」

  • V1
  • 2022.04.23

 V1男子のサントリーサンバーズは今シーズン限りで現役を引退する鶴田大樹、松林憲太郎、加藤久典の引退コメントを4月22日(金)に発表した。サントリーは今季、V1男子で優勝し2連覇を飾っていた。

 

 3選手の引退コメントは下記の通り。

 

 

 

■鶴田大樹コメント

 いつもサンバーズに温かいご声援ありがとうございます。そして、8年間うまくいかないときも苦しいときもいつでも、応援していただきほんとうにありがとうございました!

 現役最後がVリーグ優勝、そして2連覇と最高の形で終えることができたのも、チームメートをはじめ現場やフロントスタッフそしてファンの皆さまのおかげです! インタビューでも話させていただきましたが、現役最後を優勝でしかもコートに立って引退を迎えることができるのは、ほんの一部の選手しか経験することができません。その経験をさせてもらえてほんとうに自分は幸せ者だと、心の底から皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。

 サンバーズに入ってからの現役生活を振り返ってみると、ほんとうに苦しいシーズンばかりで勝てないことが当たり前だと思っていた時期もあったほどでした。そのような中でも、先輩方に多くの知識や技術・メンタル面などをたくさん鍛えてもらいました。特に現在ジェイテクトSTINGSでコーチを務めている酒井大祐さんとの出会いがなければここまで成長することはなかったと思っています。そして近年では、マサがチームに帰ってきたり、ディマのような世界的なスーパースターが入団したりと、たくさんの刺激を受けてバレーボールがさらに好きになったように思います。

 引退して数日たちましたが今は引っ越しの準備に終われてなかなか優勝の引退の余韻に浸ることができていません。ですので引退したという実感もわいていません。これからもしかしたら優勝のうれしさや引退の寂しさを感じてくるのかなと他人事のように思っています。

 引退後は高校教師となりバレーボールの指導者という道を選びました。場所は鹿児島県の徳之島という離島です。なぜ? と聞かれることが多いのですが理由は楽しそうだからです。島という独特の文化の中で育ってきた生徒たちとバレーボールがしたい、うまくしたい、一緒に勝ちたいと思いました。目指せ春高!! 生徒たちと一緒にこれから頑張っていきます。

 これからはいちサンバーズファンとして皆さまと一緒にサンバーズを応援していきたいと思います。3連覇というプレッシャーはすごくきついと思うけどサンバーズならそんなものはねのけて達成できると信じてます!

喜入! 結人! 

目指せベストリベロ! 

目指せパリ五輪! 

ありがとうございました! 

 

 

 

■松林憲太郎コメント

 今シーズをもちまして、現役を引退することとなりました。今まで応援してくださったファンの方々、これまで携わってくださったすべての方々ありがとうございました。

 中学から15年間続けたバレーボールをここで辞めてしまうのか、正直なところかなり悩みました。去年肩の手術をしましたが痛みはとれませんでしたし、体が疲労してくると腰痛も出てきて何度もギックリ腰をしてしまいました。バレーの技術だけではなく、体のコンディションを他の選手よりも更に気にしながらやっていくことがとてもきついと感じていました。離脱するようなけががたびたびあってその都度気持ちも落ちて苦しかったです。それでも自分のバレー人生を振り返ると春高に出場することもできたし、シニアではありませんが日本代表に入ってプレーすることもできました。そして何より日本のトップリーグで優勝し、日本一になることができました。 バレー選手としてこんなに素晴らしい経験をすることができたのでもうやりきったんじゃないかと自分の中で落ち着きました。

 今後は社員選手が引退して社業に戻るときに、安心して新しい環境に飛び込むことができるように自分のやるべきことをきちんと積み重ね、バレー部出身の社員として活躍できるようにやっていきたいと思っています。サンバーズはまだまだ伸びしろのあるチームだと思っています。未来ある後輩達とたくさん会話する時間もありましたし、自分の思いも伝えてきました。今後3連覇に向け、より強いチームになるために更なる成長を期待しています。これからも引き続きサンバーズの応援よろしくお願いします。今までほんとうにありがとうございました。

 

 

 

■加藤久典コメント

 このたび、2021/22シーズンをもちまして、勇退することになりました。今まで応援していただいたファンの皆さまや、支えてくださった周囲の皆さまに感謝の気持ちを申し上げます。

 現役生活の5年間、出場機会が少なく、ファンの皆さまの前でユニフォームを着てバレーボールをする姿をお見せすることができなかったことが、非常に心残りです。しかし、5年間試合に出場するために、真摯な姿勢でバレーボールに取り組むことができたことが、私にとっては最高の財産であり、自信となりました。どんなときでもサンバーズを想い、時には叱咤激励をしてくださったファンの皆さまがいてくれたことが、ほんとうに勇気をいただき、頑張る原動力となりました。またそんな皆さまとVリーグ2連覇という最高の結果を一緒に迎え現役生活を終えることができたことが、幸せなことであると実感しています。ほんとうにありがとうございました。

 今後は、サンバーズのチームマネジャーとしてチームに残ります。これまで培った経験や知識を生かしてチームを支えていきたいと思います。そして、強いサンバーズだけでなく、皆さまから愛され、魅力あふれるサンバーズになれるように努めます。今まで以上に、サンバーズの価値を広めることができるように仕事をしたいです。最後になりますが、私がバレーボールに続けるにあたって、かかわってくださったすべての方々に感謝申し上げます。今後もサンバーズに温かいご声援のほどよろしくお願いします。

 

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