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【第70回黒鷲旗】早稲田大がJT広島を撃破 水町泰杜「失うものはなかった」

  • V1
  • 2022.05.01

 

 第70回黒鷲旗全日本男女選抜大会が丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館・大阪府大阪市)で4月30日(土)、3年ぶりに開幕した。大会1日目はグループ戦が行われ、早稲田大がV1男子6位のJTサンダーズ広島を2-1(22-25,25-23,25-18)で下した。

 

 インカレ5連覇中の絶対王者が、V1から金星を挙げた。第1セットはサイドアウトを取り合う展開が続くも、中盤にJT広島を今季限りで退団するエドガー・トーマスのスパイクを止められず、3連続失点。そこから徐々に点差をつけられ、セットを落とした。

 

 第2セットも相手にサービスエースを許し、6-9でタイムアウトを取ったが、そこからエース水町泰杜(3年)が魅せた。強烈なサーブで相手を崩してブレイクすると、サービスエースで同点に。さらに、エドガーを止めるなど連続ブロックにつなげ、極めつけにこの日3本目のサービスエース。6連続得点で主導権を握った。その後、エドガーのスパイクなどで23-23と追いつかれたが、最後もエドガーをブロックで仕留め、試合を振り出しに戻した。

 

 最終第3セットでは、日本代表に選出された大塚達宣(4年)に代わって出場した山田大貴(3年)が大活躍。二段トスでも高い打点からコートの奥に打ち込み、中盤に2度の連続得点。最大5点のリードを守り、フルセットの末に勝利をあげた。

 

 JT広島は日本代表合宿のため小野寺太志を欠いていたが、まさかの結果となった。

 

 早稲田大は明日14時より、同会場にてV1男子3位のパナソニックパンサーズと対戦する。

 

早稲田大試合後のコメント

松井泰二監督

「『勝とう』とはまったく考えていませんでした。(大塚)達宣がいない中、成長するいい機会だと思って(山田)大貴を送り出したところ、自信を持ってプレーしてくれました。100点をつけてはいけないのでしょうが、練習してきたことができたという点では、(山田は)100点だったと思います。明日も安定してサイドアウトを取ることを課題として取り組んでいきます」

 

水町泰杜

「格上の相手で失うものはなかったので、気持ちを出すことができた結果だと思います。大貴はほんとうに頼りがいしかなく、かっこよかったです。自分は大学やVリーグを相手にはそんなに攻撃が通用する選手ではありません。ミスを出さずに頑張りたいですが、3、4本シャット(ブロック)されたので、そこを修正していきたいと思います。明日もみんなでVリーグのチームに勝てるよう、力を合わせて頑張ります」

 

山田大貴

「試合に勝ててほんとうにうれしいです。そして、練習でやってきたことが公式戦で表現できてよかったです。1、2年のときは少しムラがあって、なかなか出場機会がありませんでしたが、トレーニングのおかげで筋力的にも精神的にも向上し、持ち味の高さが安定してきたと思います。明日も学生らしく、明るく元気に、ずっと攻める気持ちで挑みます」

 

セッター前田凌吾(1年)

「大学に入って今日でやっと、少しはチームの役に立てたと思います。(トスの)高さで全然合っていなくて、これまでスパイカーに助けられてばかりでしたが、少しは楽に打たせることができたと思います。対策もされている中、大学のリーグ戦でよく使っているセンター線ではなく、サイドで勝負できたので、うまく攻撃がはまりました。カテゴリーが上の選手たちと思いきって戦うことができて、とても楽しかったです」

 

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