越川優引退会見「常に挑戦し続けてきたバレー人生だった」
- V男子
- 2022.05.09

引退会見に臨んだ降旗雄平GM(左)と越川優選手(右)【写真:VOREAS,INC.】
V2男子のヴォレアス北海道は、今シーズン限りで現役を退く越川優の引退会見を5月8日(日)に実施した。
越川は「本当に人に恵まれて、最高の現役人生を送らせていただきました」と語った。
「パイロット、競馬のジョッキー、そして、オリンピック日本代表のバレーボール選手」という夢を抱いて始まったバレーボール人生。17歳で日本代表に初選出され、岡谷工高からサントリーサンバーズへと進み、2008年の北京オリンピックに出場し夢をかなえた。
そのあとのイタリア・セリエAへの挑戦、JTサンダーズへの移籍、ビーチバレーボールへの転向など、すべて「オリンピックを目指すため」だったと振り返った。
「オリンピックにもう一度出たい、結果を残したいという思いだけでやってきました。それはかないませんでしたが、後悔は一つもありません。それは、常に挑戦し続けてきたバレー人生だったからです」と力強く語った。
今後の詳細は未定だが、「これまで経験してきたこと、教わってきたことを次の世代に伝えていく。越川優にできること、やらないといけないことを北海道で形にしていきたい」と育成に関わる希望を持っていることを明かした。
またファンに対し「皆さんの応援がなければ、結果を出すことはできませんでした。これからは皆さんと一緒にヴォレアス北海道、北海道のバレー界を応援していきたい」と語った。
岡谷工高で3度の日本一を経験。Vリーグで新人賞や7度のベスト6、3度のサーブ賞を受賞。サントリー、JTを優勝に導き最高殊勲選手賞にも選ばれた。
強力なサーブとスパイクを武器に日本代表でも長きにわたり活躍した越川。今後はバレー界にその経験を伝えていく。
人気記事ランキング
春の高校バレー組み合わせが決定 男子は大会4連覇を狙う駿台学園、女子はインターハイとの二冠を目指す金蘭会が第1シードに
さらなる普及発展へ。フレッシュなバレーボールが登場【日体大女子バレー部×SPALDING】
全日本インカレ男子 国士舘大が東日本インカレ王者筑波大を下して準々決勝へ 専修大が法政大との接戦を制す
全日本インカレ男子 国士舘大、専修大がフルセットの接戦を制す 近畿大が西日本インカレ王者を下して準決勝進出
「いちばんの思い出」は全中選抜の海外遠征 中学校からしのぎを削る2人が最後の全日本インカレへ 【全日本インカレ開幕 前田凌吾(早稲田大4年)×近藤蘭丸(明治大4年)対談〔後編〕】




















