髙橋藍が出国 2年目のイタリア挑戦へ
- 大学生
- 2022.09.15

日本代表のアウトサイドヒッターとして世界選手権を戦った、髙橋藍(日本体大3年)が2度目のイタリア・セリエA挑戦へ向けて9月13日(火)に関西国際空港(大阪府)から出国した。
世界選手権を終え、スロべニアから帰国した9月8日(木)からわずか5日。昨年に続き、2シーズン目となるセリエAのパドヴァ(昨季11位)に合流するため空港に現れた髙橋は、取材に応じ「昨年は12月からだったが、今年はシーズン最初から合流できるということで、ワクワクしている」と語った。また昨年との違いを聞かれると「1年目は、まず海外に行けたことを、経験として少しでも取り入れようという気持ちだった。今回は最初からスタートで出られるようにしたい。また自分の力が世界でどれくらいの位置にあるのかを知り、何が足りないのかを把握し、レベルを上げて世界に自分というプレーヤーを認知してもらいたい」と話した。昨季は、すでにメンバーが固まったチームへ合流するかたちで、スパイカーとしての出場が難しくリベロでの起用も見られたが、今季はスタメン入りに向けてアピールしていく決意だ。
またイタリアで得たいものを聞かれると「代表やイタリアで戦えるのは、日本体育大学のバックアップや山本(健之)監督に背中を押していただいているから。今季、大学で試合に出ることは難しいが、違うかたちで日本体育大学を背負って、世界で戦っていきたい。感謝しながらこの1年レベルアップして、また代表や日本体育大学の学生として、しっかりと戦えるよう強くなって帰ってきたい」と、母校への感謝の思いを胸にイタリアへ旅立った。
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