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下北沢成徳、八王子実践、共栄学園、文京学院大女の“四強”が代表決定戦へ【第75回春高東京都予選(女子)】

  • 学生バレー
  • 2022.10.25

 

 

第75回全日本高等学校選手権大会(春の高校バレー)の東京都一次予選(女子)が10月23日(日)に駒場高校(東京)で行われた。下北沢成徳高、八王子実践高、共栄学園高、文京学院大女高が2試合ともにストレート勝ち。この4チームが、11月13日(日)に駒沢屋内球技場にて行われる全日本高等学校選手権大会東京都代表決定戦に進出した

 

【画像】春の高校バレー東京都一次予選(女子)その他のフォトギャラリー(16枚)

 

ケガで国体のメンバーを外れていた武田麗華(下北沢成徳)キャプテンは、前日の天皇杯関東ブロックラウンドに続きリリーフサーバーとして出場

 

 インターハイ、国体で全国ベスト4の下北沢成徳高は、2回戦(対淑徳SC高)で立ち上がりに苦しんだ。第1セットにセッターのトスが合わず、いきなり5連続失点。その後も中盤までリードを許した。しかし、13-13からセッター小山明のサーブで崩すと、ブロックも連発し、10連続得点で逆転。第2セットは失点を一桁に抑え、危なげなく奪った。

 

 国体に続き、小山を含む1年生3人がスタメンとしてコートに立つ。ルーキーたちは負ければ3年生が引退となる戦いを初めて経験し、小川良樹監督は「1セット目、2セット目も出だしが硬くて。やっぱり意識してしまうんだなと感じました」と振り返った。次は指揮官が「練習やコンディションがどうこう言う以上に、精神的な戦い」と苦笑いを浮かべる代表決定戦。プレッシャーのかかる一戦で、力を発揮できるか。

 

 

 インターハイで同じくベスト4の八王子実践高は、身長183㎝の瀧澤凜乃ら高さのあるスパイクとブロックが光り1、2回戦ともに圧倒。その起点となったのが、ミドルブロッカー野田祐希のサーブだ。

 

 2回戦(対実践学園高)では、レフト側からクロス方向へ鋭い軌道を描くサーブで、第1、第2セットともに2本のサービスエース。要所でクイックも決め、貫井直輝監督がポイントに挙げるセンター線の攻撃を機能させた。野田は「まずは目の前の一戦に勝たないといけませんが、(今年)ここまで1回も勝てていない(下北沢)成徳に勝ちたい思いが強いです」と昨年に続く代表決定戦1位通過を誓った。

 

 

サービスエースを連発した野田

 

 インターハイ都予選は3位で、本戦出場を逃した共栄学園高は、相手の棄権で2回戦(対駿台学園高)から登場。第1セット序盤は競り合ったものの、大平麗愛のサーブからブレイク。その後もサーブで主導権を握り、勢いに乗る駿台学園を2-0で下した。

 

 中村文哉監督が「大したものです」とたたえるのが春先からレギュラーを務める1年生トリオ。今試合も木村響稀と宇都木乃愛の両エース、182㎝のオポジット秋本美空が存在感を放った。なかでも秋本は、スパイクはもちろん、強烈なジャンプサーブやサーブレシーブ、後衛ではセッターとしてトスを上げるなど役割が多く、チームの欠かせない存在に。初の代表決定戦に向け、注目の逸材は「八王子(実践)に1回も勝てていません。勝って(下北沢)成徳にも勝ちたいです」と意気込んだ。

 

 

多くの役割を果たした#2秋本

 

 同4位でインターハイに出場できなかった文京学院大女高は、3年生がチームを引っ張った。2回戦の藤村女高戦は、第1セットを25-11で奪いながら、第2セットは中盤まで競り合う展開に。だが、エース諸田亜美のスパイクや田中咲樹のクイックが要所で決まり、リードを広げた。今大会で指揮を執る天野嘉之監督は「相手の勢いにのまれそうになりましたが、選手たちが頑張って跳ね返してくれました」とたたえた。

 

 ここ2年間は全国大会から遠ざかる。昨年度からの唯一のレギュラーである田中は「中高一貫で6年間やってきたので、その思いを試合で出したいです」と力を込めた。

 

 

武器のクイックでチームの得点源を担う#2田中

 

 結果は以下の通り。

【1回戦】

下北沢成徳高 2(25-13、25-9)0 東京立正高

淑徳SC高 2(25-18、25-21)0 東京高

藤村女高 2(25-17、25-17)0 日本体大荏原高

文京学院大女高 2(25-23、25-7)0 修徳高

共栄学園高 2(25-0、25-0)0 江戸川高 ※棄権

駿台学園高 2(25-21、25-17)0 日本女体大附高

実践学園高 2(25-23、25-18)0 駒場高

八王子実践高 2(25-15、25-3)0 高島高

 

【2回戦】

下北沢成徳高 2(25-16、25-8)0 淑徳SC高

文京学院大女高 2(25-11、25-21)0 藤村女高

共栄学園高 2(25-20、25-17)0 駿台学園高

八王子実践高 2(25-16、25-15)0 実践学園高

 

全日本高等学校選手権大会東京都代表決定戦組み合わせ

下北沢成徳高 対 文京学院大女高

八王子実践高 対 共栄学園高

決勝 上記の勝ちチーム

3位決定戦 上記の負けチーム

 

取材・写真/田中風太

 

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