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春高2024

ミラノの石川が守備で存在感を発揮 髙橋はチャレンジカップ準優勝 【海外リーグ所属日本代表選手・2/21〜27】

  • 日本代表
  • 2024.02.28

髙橋藍(モンツァ)【Photo:CEV】

 

 

 2023年度バレーボール男女日本代表で活躍し、クラブシーズンを海外リーグで戦う選手たちの活躍を振り返る。今回は2月21日(水)〜27日(火)に行われた試合結果をお届けする。(日程はすべて現地)

 

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 イタリア・セリエA、石川祐希のミラノは、25日にターラントとレギュラーシーズン後半第10節を戦い、3-1で勝利した。石川は攻撃ではアタックによる6得点にとどまったが、サーブレシーブでは返球率61%(Aパス返球率56%)と守備で存在感を見せた。チームは連勝したが、前節と変わらず7位(12チーム中)。次節はプレーオフでも当たる可能性が高い2位ペルージャとの対戦が控えており、前哨戦として注目される。またミラノには麻野堅斗(早稲田大)が練習生として合流している。

 

 同じくイタリア、モンツァの髙橋藍は21日にCEVチャレンジカップ決勝の1戦目をワルシャワ(ポーランド)と戦い1-3で敗れた。髙橋は途中出場で1得点。25日にはセリエAレギュラーシーズン後半第10節でパドヴァと対戦すると、3-1で勝利し、4連勝を飾った。髙橋は第2セットに途中出場、第3セットにスタメン出場で2得点をあげた。順位は前節と変動はなく6位。そして27日にはチャレンジカップ決勝の2戦目を戦い、髙橋は12得点をあげたが1-3で敗れ、準優勝で幕を閉じた。

 

 フランス・マルマラ スパイクリーグ(リーグA)、パリの宮浦健人と甲斐優斗はレギュラーシーズン第22節でナルボンヌと対戦し、ストレートで勝利し連勝を6に伸ばした。宮浦は全セットスタメン出場で12得点、甲斐は途中出場で2得点をあげて勝利に貢献。現在8位(14チーム中)に位置するチームは次節以降、2位ナント・ルゼ、首位ショーモンとの対戦が続く。終盤戦の山場となりそうだ。

 

 ドイツ・ブンデスリーガ、ベルリンの築城智は、21日にCEVチャンピオンズリーグ準々決勝で、トレンティーノ(イタリア・セリエA)と戦ったがストレートで敗戦。24日にはブンデスリーガレギュラーシーズン第21節でリューネブルクをフルセットの末に破った。サーブレシーブは26本を受け、返球率は65%(Aパス返球率19%)だった。

 

→リューネブルク戦、50秒続いたメガラリー

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 イタリア・セリエA女子、フィレンツェの石川真佑は後半第8節ブスト・アルシーツィオ戦に全セットスタメン出場すると、22得点(ブロックによる3得点含む)をあげ、サーブレシーブ返球率も80%(Aパス返球率49%)と攻守に渡って活躍を見せたが、試合は1-3で敗れチームは4連敗と苦しい状況が続いている。現在14チーム中で9位。

 

#4石川真佑(フィレンツェ)【写真:Lega Pallavolo Serie A Femminile】

 

 ルーマニアのA1リーグで4位(12チーム中)につけるディナモ・ブカレストの山本龍は、25日に3位のラピド・ブカレストと対戦。山本は全セットスタメン出場を果たしたものの、ストレートで敗れた。

 

 ブラジル・スーパーリーグのマリンガに所属する松井珠己は、21日にブラジリアにストレートで敗れたが、27日のサンカエターノ戦にはストレートで勝利。チームは8位(12チーム中)の成績。また松井は自身のSNSで2024年11月よりスタート予定のアメリカのプロリーグ、リーグワンバレーボール(LOVB)と契約したことを発表。アメリカ代表のケルシー・クック、ジョーダン・トンプソンらの選手なども同リーグと契約しており、アメリカで3つ目となるプロリーグにどのような選手たちが集まるのか気になるところだ。

 

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【海外リーグに所属する2023年度日本代表選手の個人成績まとめ2/21〜27】

 

 

 

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