姫路 柴田真果、森木かれんの引退とアナ・ルイーザ・フヂゲルの退団を発表
- SV女子
- 2025.05.12
バレーボール国内トップリーグ、大同生命SVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路は、柴田真果、森木かれんの現役引退と、アナ・ルイーザ・フヂゲルが退団することを5月10日(日)に発表した。また、長江祥司コーチ、伏見大和コーチ、長野円香マネージャーが退団することも同日に合わせて発表された。姫路は3月と4月にも引退、退団選手を発表しており、追加発表。
柴田は大学卒業後にJTマーヴェラス(現・大阪マーヴェラス)に入団すると、V1女子の優勝に貢献するなど主力として活躍し、2022年に退団。2022-23シーズンをフランスリーグのヴァンドゥーブル・ナンシーでプレーした後、2023年に移籍加入。冷静なトスワークを武器に活躍し、今シーズンはレギュラーシーズンで44試合に登録され、チャンピオンシップの2試合にも出場した。また、日本代表として2022年にはAVCカップの優勝に貢献し、自身もMVPに輝いた。
森木は大学卒業後にV2女子のブレス浜松に入団。今シーズンから期限付き移籍で加入すると、持ち味である高さを生かしたトスで貢献し、レギュラーシーズンで14試合に登録されていた。
アナはブラジルのクラブでのプレーを経て今シーズンから移籍加入。高い打点からのスパイクを武器に、レギュラーシーズンで34試合に登録され、チャンピオンシップの2試合にも出場した。
昨年末の皇后杯で初優勝を飾った姫路は、レギュラーシーズンを6位でチャンピオンシップに進出したが、クォーターファイナルでSAGA久光スプリングスに敗れ、最終順位は6位でシーズンを終えた。
引退、退団選手の詳細およびコメントは下記の通り。
柴田真果(ヴィクトリーナ姫路)【写真:月刊バレーボール】
■柴田真果(しばた・みか)
セッター/身長170cm/1994年6月7日生まれ/京都府出身/京都橘高(京都)→日本体大→JT→ヴァンドゥーブル・ナンシー(フランス)
▼コメント
小学校2年生からバレーボールを始め、各カテゴリーで素晴らしい監督やコーチ、スタッフ、そしてたくさんの仲間と出会い、バレーボールを通して人として成長することができました。振り返ると、ほんとうに恵まれた環境の中でバレーボールに打ち込めていたのだと感謝の思いでいっぱいです。ヴィクトリーナ姫路では2年間という短い間でしたが、会場で声をかけていただいたり、応援メッセージをいただいたりと、ほんとうに皆さまの支えのおかげで、走りぬくことができました。ありがとうございました。
森木かれん(ヴィクトリーナ姫路)【写真:月刊バレーボール】
■森木かれん(もりき・かれん)
セッター/身長178cm/1999年9月11日生まれ/広島県出身/市立沼田高(広島)→岐阜共立大→ブレス浜松
▼コメント
短い期間でしたが、ヴィクトリーナ姫路で挑戦したこの1年はとても学ぶことが多く楽しかったです。出会えたメンバー、スタッフ、スポンサー企業の皆さま、ファンの皆さまがいたから笑顔があふれた毎日を過ごすことができました。この1年間なかなかできないプロの世界を経験することができ、とても貴重な経験をさせていただきました。この経験を生かして、今後も私らしく頑張りたいと思います。
アナ・ルイーザ・フヂゲル(ヴィクトリーナ姫路)【写真:月刊バレーボール】
■アナ・ルイーザ・フヂゲル(Ana Luiza Rudiger)
アウトサイドヒッター/身長186cm/2003年1月2日生まれ/ブラジル出身/バルエリ(ブラジル)
▼コメント
ヴィクトリーナ姫路の皆さま、温かく迎えてくださりありがとうございます。とても幸せでしたし、多くの素晴らしい思い出を持ち帰ります。1年間のリーグ戦を通してサポートをしてくださったヴィクトリーナ姫路ファンの皆さま、ほんとうにありがとうございます。
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