サントリー 大宅真樹、藤中謙也とアレクサンデル・シリフカの退団を発表
- SV男子
- 2025.05.12
バレーボール国内トップリーグ、大同生命SVリーグ男子のサントリーサンバーズ大阪は、大宅真樹、藤中謙也、アレクサンデル・シリフカが5月31日(土)付で退団することを5月9日(金)に発表した。同日、土屋裕志通訳とピョートル・ヴァシチニスキ通訳が退団することも合わせて発表された。
大宅は大学卒業後の2018年にサントリーサンバーズ(現・サントリーサンバーズ大阪)に入団。冷静な判断力と多彩なトスワークを武器に活躍し、2023-24シーズンにはV1男子の優勝に貢献、自身も最高殊勲選手賞とベスト6を受賞した。今シーズンもチームの司令塔としてレギュラーシーズンで41試合に登録され、チャンピオンシップの5試合にも出場し、優勝に貢献した。
藤中は大学卒業後の2016年に入団。攻守両面で高い技術を持ち、特に守備では2022-23シーズンにレシーブ賞を受賞するなどチームに安定感をもたらした。今シーズンはレギュラーシーズンで29試合、チャンピオンシップの5試合に登録されていた。
ポーランド代表として多くの国際大会に出場したシリフカは、今シーズンから加入。攻守にバランスのとれたプレーでチームに貢献し、レギュラーシーズンでは40試合に登録され、チャンピオンシップの5試合に出場した。
サントリーはレギュラーシーズンを2位でチャンピオンシップに進出。ファイナルでジェイテクトSTINGS愛知を下して初代王者に輝いた。
3選手は5月19日(月)に開催されるサンバーズフレンズデーに参加する予定。
退団選手の詳細およびコメントは下記の通り。
大宅真樹(サントリーサンバーズ大阪)【写真:月刊バレーボール】
■大宅真樹(おおや・まさき)
セッター/身長177cm/1995年4月23日生まれ/長崎県出身/大村工高(長崎)→東亜大→
▼コメント
この7年は間違いなく僕の財産になり、これからのバレーボール人生の大きな支えになる時間だったなと感じます。リーグ、天皇杯、黒鷲旗とすべての大会でタイトルをとれたこと。アジアでも優勝できたこと。さらに世界で3位になれたこと。結果だけをみると誰もが経験できることではないことを成し遂げたと思っています。ほんとうにありがとうございました。
藤中謙也(サントリーサンバーズ大阪)【写真:月刊バレーボール】
■藤中謙也(ふじなか・けんや)
アウトサイドヒッター/身長188cm/1993年7月25日生まれ/山口県出身/宇部商高(山口)→専修大
▼コメント
思うように結果が出ないときからリーグ優勝、世界3位などさまざまな経験をすることができ、成長させてもらったチームを離れることに寂しさを感じますが、新たな一歩としてこれまでの経験や技術をもってさらに成長していきたいと思います。長い間ほんとうにありがとうございました。
アレクサンデル・シリフカ(サントリーサンバーズ大阪)【写真:月刊バレーボール】
■アレクサンデル・シリフカ(Alekusander Sliwka)
アウトサイドヒッター/身長196cm/1995年5月24日生まれ/ポーランド出身/ケンジェジンコジレ(ポーランド)
▼コメント
長いキャリアの中でも日本での経験は唯一無二のもので、バレーに対し新たな視点を与えてくれ、コート内外で人生において重要な教訓を得ました。そして何よりも、ファンの皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。常に皆さまの支えを感じ、温かい応援やメッセージから、たくさんのポジティブなエネルギーをいただきました。日本で過ごした日々はかけがえのない経験でした。ありがとうございました。
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