女子日本代表 千葉大会初戦でフランスにストレート勝ち
- 女子日本代表
- 2025.07.09
女子日本代表【Photo:Volleyball World】
買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会女子の初日、日本(FIVBランキング5位)は、7月9日(水)にフランス(同17位)と千葉ポートアリーナ(千葉)で対戦し、3-0で勝利した。
第2週ホンコンチャイナ大会を終えて、6勝2敗の5位で千葉大会を迎えた日本は、ここまで3勝5敗のフランスと対戦した。両チームは前回大会の予選ラウンドで対戦しており、そのときは日本が勝利していた。チェコ戦からメンバーを変更し、リベロに小島満菜美をスタメン起用。第1セットは立ち上がりに連続でスパイクがアウトになるなどミスが重なり、フランスに先行を許す展開となったが、石川真佑主将のスパイクや和田由紀子のサービスエースでブレイクし、点差を縮める。終盤に和田、佐藤淑乃のスパイクなどで連続得点を奪い同点に追いつくと、最後は島村春世のブロックが決まり、セットを先取した。
第2セットは序盤に佐藤のサービスエースなどでブレイクした日本が先行。中盤に島村のブロックや、フランスの強力なスパイクを小島がレシーブでつないだボールを佐藤が決めるなどで連続得点を奪い、主導権を握った日本がこのセットもものにした。
第3セットは序盤から一進一退の攻防が続いたが、中盤に和田がサービスエース、そしてバックアタックと連続得点でリードを奪う。あとがなくなったフランスが粘りを見せ、同点に追いつかれるが、佐藤のスパイクや島村のブロード攻撃などで再び突き放し、ストレート勝ちを収めた。
ネーションズリーグは今大会から男女それぞれ出場チームが16から18に、予選ラウンドの開催都市が各週2から3へと変更されて行われる。男女各18チームがそれぞれ3週間にわたり世界各国で予選ラウンドを行い、8チームによる決勝ラウンドで優勝を争う。
■ネーションズリーグ2025女子予選ラウンド
第3週千葉大会
日本(FIVBランキング5位) 3-0 フランス(同17位)
(25-23、25-16、25-19)
■日本の第1セットスターティングメンバー
関、石川、宮部(藍)、和田、佐藤、島村、リベロ小島
■日本のトップスコアラー(上位3人)
佐藤 19得点(アタック16得点、サーブ3得点)
石川 9得点(アタック9得点)
和田 9得点(アタック7得点、サーブ2得点)
■日本の次戦(予選ラウンド第10戦)
7月10日(木)19:20
対戦相手:韓国(FIVBランキング34位)
■次戦のテレビ放送、配信予定
地上波TBS系列 7/10(木)19:00〜
U-NEXT 7/10(木)18:48〜
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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