U16男子日本代表 アジア選手権順位決定ラウンドでタイとインドに連勝し準決勝進出
- アンダーエイジ
- 2025.07.18
U16男子日本代表【Photo:AVC】
2025男子U16バレーボールアジア選手権大会に出場しているU16男子日本代表は、1-8位順位決定ラウンドで現地7月16日(水)にタイと、17日(木)にインドと対戦。連勝を飾り、E組1位で準決勝進出を決めた。
7月16日に1-8位順位決定ラウンドの初戦でタイと対戦。この試合では柳千翔と手塚純矢が攻撃の中心となって得点を重ね、いずれもチーム最多の12得点をあげる活躍で押しきった。
17日には同ラウンド第2戦でインドと対戦。第1セットは終盤まで競り合った末に落としたが、第2セットを奪い返して流れを引き寄せると、立て続けに第3、第4セットも連取。逆転勝利で連勝を飾り、E組1位で準決勝進出を決めた。この試合では小西出隼翔が攻撃の要として奮闘し、両チーム最多となる17得点を記録。手塚(16得点)と柳(14得点)も得点を重ね、勝利に貢献した。
日本は次戦、準決勝で7月18日(金)にF組2位のイランと、ナコンパトム(タイ)で対戦する。
この大会はナコンパトム(タイ)で7月12日(土)〜19日(土)に開催されている。出場16チームが各4チームの4組に分かれて1回総当たりの予選ラウンドを行い、各組上位2チームが1-8位順位決定ラウンド(E、F組)に進出。下位2チームが9-16位順位決定ラウンド(G、H組)に回る。E、F組の上位2チームは準決勝へと進み、下位2チームは5-8位のプレーオフを行って、最終順位が決定する。
同大会の上位4チームには、2026年に開催される男子U17世界選手権への出場権が付与される。準決勝進出を決めた日本は、大会の上位4チームに入ることが確定。男子U17世界選手権への出場権を手にした。
【1-8位順位決定ラウンド第2戦 7月16日(水)】
日本 3-0 タイ
(25-22、25-19、25-16)
■タイ戦の第1セットスターティングメンバー
柴田、小西出、柳、手塚、坂本、中尾、リベロ小田切
【1-8位順位決定ラウンド第2戦 7月17日(木)】
日本 3-1 インド
(23-25、25-15、25-12、25-23)
■インド戦の第1セットスターティングメンバー
柴田、小西出、柳、手塚、坂本、中尾、リベロ小田切
出場選手は下記の通り。
【U16男子アジア選手権大会出場選手(12人)】
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前/所属/身長(cm)/ポジション>
1 柳 千翔/朝日ヶ丘中3年/188cm/MB
2 鹿住陸希/星城高1年/189cm/MB
3 小西出隼翔/札幌大谷中3年/186cm/OH
4 手塚純矢/春江中3年/184cm/OH
5 土井颯太/大村中3年/186cm/OH
6 我喜屋伊織/美里工高1年/177cm/S
7 坂本 仁/岡谷工高1年/180cm/OH
8 千田虎琉/福井工大附福井高1年/183cm/OH
9 中尾樹陸/神沢中3年/186cm/MB
10 藤生 理/武相高1年/190cm/MB
11 柴田龍成/開智高1年/178cm/S
12 小田切絃貴/松本国際高1年/168cm/L ※キャプテン
【監督】笠松 剛(川崎市立幸高)
※所属・学年は2025年7月4日時点
■U16男子日本代表 予選ラウンド3連勝で1-8位順位決定ラウンドへ
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