サイトアイコン 月バレ.com【月刊バレーボール】

女子日本代表 ブラジルとの再戦も惜敗 ポーランドとの3位決定戦へ

女子日本代表【Photo:Volleyball World】

女子日本代表【Photo:Volleyball World】

 

 

 バレーボールネーションズリーグ2025ファイナルラウンドはセミファイナルを迎え、日本(FIVBランキング4位)は、現地7月26日(土)にウッチ(ポーランド)でブラジル(同2位)と対戦。2-3で敗れて決勝進出はならず、3位決定戦に回ることになった。

 

 ファイナルラウンド準々決勝でトルコにフルセットで勝利した日本は、ドイツをストレートで退けて勝ち上がったブラジルと対戦した。両者は今大会の予選ラウンド最終戦で対戦しており、そのときはブラジルが3-0で勝利している。日本はトルコ戦と同じスターティングメンバーで臨んだ。

 第1セットは立ち上がりに石川真佑主将のサービスエース、島村春世のブロックなどで先行すると、そのあとも石川主将、和田由紀子のスパイクでブレイクを重ねた。中盤以降はブラジルの猛攻を受けて逆転を許したものの、佐藤淑乃のブロックでリードを奪うと、ブラジルのミスも重なり、セットを先取した。

 第2セットは序盤こそ競り合ったが、中盤以降にブレイクを重ねたブラジルに主導権を握られて落とした。

 第3セットは中盤に佐藤、和田のスパイクがブロックされてブラジルにリードを許す。日本は島村のブロード攻撃や石川、和田のスパイクでサイドアウトを重ねたが、終盤に突き放されてセットを連取された。

 第4セットは荒木彩花をスタメン起用し、石川と佐藤のポジションを入れ替えて臨んだ。序盤に島村の速攻や佐藤のスパイクで先行、中盤には佐藤がサービスエースを決めてリードを広げる。そのあとの連続失点で1点差まで追い上げられたが、荒木のサーブからの連続得点でブラジルを引き離し、最終セットへ。

 迎えた最終セットは立ち上がりに連続失点でブラジルにリードを許した。日本は石川主将のスパイクや島村のブロード攻撃などで得点を重ね、さらに塩出仁美や山田二千華を投入して追い上げを図るも逆転には至らず、2大会連続の決勝進出はならなかった。日本は次戦、7月27日に3位決定戦でファイナルラウンド開催国でもあるポーランドと銅メダルを懸けて対戦する。

 

 ネーションズリーグは今大会から男女それぞれ出場チームが16から18に、予選ラウンドの開催都市が各週2から3へと変更されて行われた。男女各18チームがそれぞれ3週間にわたり世界各国で予選ラウンドを行い、8チームによる決勝ラウンドで優勝を争う。

 

■ネーションズリーグ2025女子ファイナルラウンド

準決勝

日本(FIVBランキング4位) 2-3 ブラジル(同2位)

(25-23、21-25、18-25、25-19、8-15)

 

■日本の第1セットスターティングメンバー

関、石川、宮部(藍)、和田、佐藤、島村、リベロ小島

 

■日本のトップスコアラー(上位3人)

和田 20得点(アタック19得点、ブロック1得点)

石川 19得点(アタック17得点、ブロック1得点、サーブ1得点)

佐藤 14得点(アタック11得点、ブロック2得点、サーブ1得点)

 

■日本の次戦

ファイナルラウンド 3位決定戦

7月27日(日)16:00(日本時間 23:00)

対戦相手:ポーランド(FIVBランキング3位)

 

 ※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

 

買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会公式写真集

男女日本代表選手を中心に、 千葉大会の名シーンを1冊に

予約受付中! ご購入はこちら

 

VNLに臨んでいる女子日本代表選手のインタビューや対談などが掲載された
月刊バレーボール2025年7月号好評発売中 ご購入はこちら

 

【女子日本代表特設サイト】

■女子日本代表 トルコとの接戦を制して準決勝進出

■女子日本代表 ネーションズリーグファイナルラウンド出場メンバー14人が決定

■女子日本代表 ブラジルにストレート負けで千葉大会初黒星 予選ラウンド9勝3敗でファイナルラウンドへ

■女子日本代表 石川主将が22得点 ポーランドに3-1で勝利し千葉大会3連勝

 

【次ページ】女子日本代表(ブラジル戦)その他の写真

モバイルバージョンを終了