2025U19男子バレーボール世界選手権大会に出場していたU19男子日本代表は、最終日の8月3日（日）に15-16位決定戦でアメリカと対戦。フルセットの末に敗れ、16位で大会を終えた。
13-16位決定プレーオフで開催国でもあるウズベキスタンに敗れた日本は、大会の最終戦でアメリカと対戦。セットカウント1-2と追いつめられながらも粘りを見せ、第4セットを奪い返してフルセットに持ち込み、最終セットも終盤まで競り合ったが、アメリカに押しきられて惜しくも敗れた。この試合では、マサジェディ翔蓮主将が両チーム最多の27得点をあげて攻撃をけん引し、前田蒼和も15得点を記録するなど活躍を見せた。しかし、試合を通じてブロックで14得点を許したほか、4選手が2桁得点をあげたアメリカの多彩な攻撃に苦しんだ。
個人賞の受賞はならなかったが、マサジェディ主将がベストスコアラー部門（197得点）とベストアタッカー部門（184得点）の両部門で2位、中山椋太がベストディガー部門（116本）で1位の成績を残した。
試合結果と最終成績は下記の通り。
【15-16位決定戦 8月3日（日）】
日本 2-3 アメリカ
（25-20、16-25、15-25、25-23、12-15）
■アメリカ戦の第1セットスターティングメンバー
松田、前田、髙橋、マサジェディ、﨑山、ファルーク、リベロ中山
【最終成績】
優勝 フランス
準優勝 ポーランド
3位 スペイン
4位 イラン
5位 イタリア
6位 ブルガリア
7位 フィンランド
8位 韓国
9位 中国
10位 ブラジル
11位 ベルギー
12位 アルゼンチン
13位 パキスタン
14位 ウズベキスタン
15位 アメリカ
16位 日本
17位 キューバ
18位 プエルトリコ
19位 コロンビア
20位 トルコ
21位 エジプト
22位 チュニジア
23位 カナダ
24位 アルジェリア
出場選手は下記の通り。
【U19男子世界選手権大会出場選手（12人）】
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
＜背番号／名前／所属／身長（cm）／ポジション＞
1 マサジェディ翔蓮／専修大1年／203cm／OP・OH ※キャプテン
2 ファルーク健／順天堂大1年／195cm／MB
3 松田悠冬／慶應義塾大1年／192cm／S
4 前田蒼和／日本体大1年／190cm／OH
5 野村達稀／明治大1年／185cm／OH
6 瀬川桜輝／早稲田大1年／181cm／S
7 中山椋太／日本体大1年／172cm／L
9 寺岡和来／金沢泉丘高3年／196cm／MB
10 髙橋俊ノ介／札幌啓北商高3年／193cm／MB
11 和田海洋／日向学院高3年／193cm／MB
12 﨑山陽生／首里高3年／193cm／OH
13 鈴木夢優／静清高3年／188cm／OH
【監督】豊田昇平（ジェイテクトSTINGS愛知）
※所属・学年は2025年7月17日時点
■U19男子日本代表 世界選手権開催国のウズベキスタンに敗れ15-16位決定戦へ
■U19男子日本代表 世界選手権Round of 16でフィンランドに敗れ9-16位決定プレーオフへ
■男子日本代表 世界ランキング1位のポーランドに敗れ準々決勝で敗退
■ユニバ男子日本代表 ワールドユニバーシティゲームズ3位決定戦でイタリアに敗れ4位で終了
■U16男子日本代表 アジア選手権3位決定戦はインドにフルセットの惜敗 4位で終了もU17世界選手権出場権を獲得
