ユニバ男子日本代表 ワールドユニバーシティゲームズ3位決定戦でイタリアに敗れ4位で終了
- アンダーエイジ
- 2025.07.25
FISUワールドユニバーシティゲームズ(2025/ライン・ルール)に出場していたバレーボール男子ユニバーシアード日本代表は、7月24日(木)にベルリン(ドイツ)でのファイナルラウンド3位決定戦でイタリアと対戦。1-3で敗れて4位で大会を終えた。
同組のイランが出場を辞退したことにより、日本はチリとチェコの3チームで予選ラウンドを戦った。初戦でチリにストレートで勝利した日本は、第2戦のチェコ戦では第2セットを落としたものの、水町泰杜が両チーム最多の22得点と攻撃をけん引し、3-1で勝利。連勝を飾り、クオーターファイナル(準々決勝)への進出を決めた。
クオーターファイナル(準々決勝)では開催国でもあるドイツと対戦。中盤に抜け出した日本が第1セットを先取すると、第2セットは立ち上がりから主導権を握り連取。第3セットも勢いを落とさずストレート勝ちでセミファイナルラウンド(準決勝)へ。
セミファイナルラウンド(準決勝)ではポーランドと対戦。この試合では藤原直也が10得点と奮闘したが、日本の2得点に対して13得点を許したポーランドのブロックに苦しみ、ストレート負けを喫した。
ファイナルラウンド(3位決定戦)ではイタリアと対戦。第1セットを互いに譲らず30点を超える接戦となったが、イタリアに押しきられて先取されると、続く第2セットも中盤に引き離されて連取を許した。第3セットもイタリアに先行を許したものの、粘り強く奮闘、終盤に逆転に成功しセットを奪い返した。第4セットは序盤からイタリアに主導権を握られ、追い上げを見せたものの届かず敗れた。この試合でも藤原が両チーム最多の23得点をあげる活躍を見せたが、サーブ、ブロックいずれの得点もイタリアに上回られた。
■予選リーグ第1戦 7月18日(金)
日本 3-0 チリ
(25-12、25-17、25-19)
■チリ戦の第1セットスターティングメンバー
前田、水町、加藤、甲斐、藤原、麻野、リベロ髙木
■予選リーグ第2戦 7月19日(土)
日本 3-1 チェコ
(25-21、23-25、25-19、25-16)
■チェコ戦の第1セットスターティングメンバー
前田、水町、加藤、甲斐、藤原、麻野、リベロ髙木
■クオーターファイナルラウンド 準々決勝 7月21日(月・祝)
日本 3-0 ドイツ
(25-17、25-10、25-14)
■ドイツ戦の第1セットスターティングメンバー
前田、藤原、加藤、甲斐、染野、麻野、リベロ髙木
■セミファイナルラウンド 準決勝 7月21日(月・祝)
日本 0-3 ポーランド
(21-25、24-26、13-25)
■ポーランド戦の第1セットスターティングメンバー
前田、藤原、加藤、甲斐、染野、麻野、リベロ髙木
■ファイナルラウンド 3位決定戦 7月24日(日)
日本 1-3 イタリア
(32-34、19-25、25-23、16-25)
■イタリア戦の第1セットスターティングメンバー
藤原、加藤、甲斐、染野、麻野、前田、リベロ髙木
【最終成績】
優勝 ポーランド
準優勝 ブラジル
3位 イタリア
4位 日本
5位 チェコ
6位 チャイニーズタイペイ
7位 ドイツ
8位 コロンビア
9位 オーストラリア
10位 ポルトガル
11位 韓国
12位 アメリカ
13位 アルゼンチン
14位 フィリピン
エントリーメンバーは下記の通り。
【男子】
背番号/名前/所属/身長(cm)/ポジション
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
1/水町泰杜/ウルフドッグス名古屋/181/OH ※キャプテン
2/藤原直也/ジェイテクトSTINGS愛知/191/OH
3/染野 輝/サントリーサンバーズ大阪/186/OH
4/甲斐孝太郎/サントリーサンバーズ大阪/187/OP
5/山田大貴/東レアローズ静岡/191/OP
6/中島健斗/VC長野トライデンツ/172/S
7/髙木啓士郎/広島サンダーズ/171/L
8/加藤亞夢/クボタスピアーズ大阪/192/MB
9/柳北悠李/広島サンダーズ/192/OH
10/堺 爽人/ジェイテクトSTINGS愛知/195/MB
11/麻野堅斗/早稲田大3年/206/MB
12/前田凌吾/早稲田大4年/178/S
監督/山本健之/日本体大
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