SVリーグ ジェイテクトSTINGS愛知が中学男子クラブチームの大会を開催。30チームが熱戦繰り広げる
- 中学生
- 2025.08.13
バレーボールのSVリーグ男子、ジェイテクトSTINGS愛知の母体である株式会社ジェイテクトが「大同生命presents STINGS CUP ’25」を8月8日から10日にかけて、チームのホームアリーナである岡崎市中央総合公園総合体育館(愛知)をメイン会場に開催した。この大会は中学生世代の男子クラブチームを対象にしたもので、3回目となる今年は北が宮城県、南は佐賀県まで全国各地から集まった全30チームで行われた。
【ギャラリー】総勢30チーム。SVリーグのジュニア(U15)チームの姿も
開会式の模様。全国から色とりどりのチームが集結した
初日は5チームずつに分かれての予選グループ戦が行われ、その順位によって2日目には「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」3つのカテゴリーによるトーナメントが実施。予選グループ戦の各組上位チームで争われる「ゴールド」トーナメントを制したのはホストチームであるSTINGS Jr.(愛知)。決勝では昨年の全国大会を制した名門・大阪ブルテオンU15(大阪)を下した。各コートで白熱した試合が展開され、今年は9月20日(土)〜21日(日)に開催される「JVA第28回全国ヤングクラブ大会」へ出場予定のチームは、このSTINGS CUPで収穫と課題を手にした様子だった。
なお今年は大同生命保険株式会社が共催として携わり、会場内にはブースを出展。そこでは大会の参加選手たちを対象に、ジャンプの最高到達点を競いあう「ジャンプチャレンジ」が行われた。初日は今年の男子U16日本代表にも選出されたV-NUTSの手塚純矢(春江中〔福井〕3年)が323㎝を、2日目は同じくV-NUTSから与佐岡空(至民中〔福井〕3年)が332㎝と、各日でトップの数字を叩き出す。試合の合間にも「我こそは!!」と果敢にジャンプを計測する中学生たちの姿はほほえましかった。
大阪ブルテオンU15との決勝を制したSTINGS Jr.(コート手前)
■大同生命presents STINGS CUP ’25
=最終結果=
優勝:STINGS Jr.(愛知)
準優勝:大阪ブルテオンU15(大阪)
第3位:維新クラブ(山口)
=そのほか参加チーム=
AICHITA、ウィル大口クラブ、WOLFDOGS名古屋U15、K-QUICK-1、Selecan豊橋クラブ、T-south v.c.、西尾クラブ、FRONGS、VCアールズ、六ツ美Glorious、モリキタクラブ、Ligare岡崎、SUNRICEjr男子、JTEKT Jr.(愛知)、TEAM i(宮城)、横浜BLUE WAVES、藤沢クラブ(神奈川)、ドリームハーツクラブ(岐阜)、gravis(三重)、VC長野トライデンツ飯田ジュニア(長野)、V-NUTS(福井)、S FRONTIER(富山)、球友east(滋賀)、SELECT京都(京都)、徳島翔耀VC(徳島)、福岡PROCEED.VBC(福岡)、唐津クラブ(佐賀)
※チーム名は一部略称
(取材・写真/坂口功将)
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