2025女子バレーボール世界選手権が8月22日(金)に開幕。日本(FIVBランキング5位)は、8月23日(土)にバンコク(タイ)でカメルーン(同44位)と対戦し、3-0で勝利した。
アクバシュ監督のもと、バレーボールネーションズリーグで4位の成績を収めた女子日本代表。世界選手権では2010年大会以来のメダル獲得を目指して臨む日本は、予選ラウンド初戦でカメルーンと対戦した。
第1セットの立ち上がり、日本は硬さもあり、連続失点を喫してカメルーンに先行を許した。しかし石川真佑主将のサービスエースや北窓絢音のスパイクなどで追い上げ、中盤に同点に追いつく。その後は秋本美空のスパイクとサービスエースによる連続得点で抜け出し、セットを先取した。
第2セットは、立ち上がりに関菜々巳の3連続サービスエースを含む連続得点で主導権を握り、荒木彩花のサービスエースでさらにリードを広げた。その後も荒木のクイックや山田二千華のブロード攻撃など、ミドルブロッカー陣を効果的に使って得点を重ね、セットを連取した。
ミドルブロッカーとリベロを交代して臨んだ第3セットは、序盤に連続失点を喫してカメルーンにリードを奪われるも、秋本の連続サービスエースで逆転。そこから互いに譲らず競り合う展開となったが、関や石川主将のサービスエースで突き放して流れを一気に引き寄せた日本が、終盤のカメルーンの追い上げをかわしてストレート勝ちを収めた。
世界選手権は今大会から出場チームが24から32に、開催年は4年ごとから2年に1度へと変更されて行われる。32チームが8組に分かれて1回総当たりの予選ラウンドを行い、各組上位2チームがファイナルラウンド(Round Of 16)へと進む。予選ラウンドの結果に応じてRound Of 16を行い、勝利チームは準々決勝へと勝ち進み、その後準決勝、3位決定戦、決勝を行って順位を決める。
■2025女子バレーボール世界選手権予選ラウンド
日本(FIVBランキング5位) 3-0 カメルーン(同44位)
(25-21、25-17、25-19)
■日本の第1セットスターティングメンバー
関、北窓、荒木、秋本、石川、山田、リベロ小島
■日本のトップスコアラー(上位3人)
秋本 18得点(アタック14得点、ブロック1得点、サーブ3得点)
石川 11得点(アタック9得点、サーブ2得点)
北窓 10得点(アタック10得点)
■日本の次戦(予選ラウンド第2戦)
8月25日(月)17:00(日本時間19:00)
対戦相手:ウクライナ(FIVBランキング17位)
■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)
地上波TBS系列 8/25(月)18:45〜
U-NEXT 8/25(月)18:35〜
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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