大阪マーヴェラスの田中瑞稀主将がオリックス‐ソフトバンク戦(プロ野球)始球式に登場
- SV女子
- 2025.09.16
ダイナミックな投球を見せた田中主将
国内最高峰リーグ、SVリーグ女子の初代女王、大阪マーヴェラスの田中瑞稀主将が9月15日のプロ野球オリックス‐ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で始球式を行った。
この日の試合は「大阪マーヴェラススペシャルデー」として開催。林琴奈と宮部愛芽世が、両チーム選手の代表に記念品を贈呈したあと、始球式に田中主将が登場した。大きく腕を振るダイナミックなフォームから投じられた白球は、ノーバウンドで捕手のミットに。
宮部と林から記念品を贈呈
初めての始球式という田中主将は「緊張しましたが、(捕手にボールを)届けることができてよかった。(チーム内で)誰もする人がいなかったのですが、人生で一度あるかないかのことですし、ほんとうに光栄なことだと思って頑張りました」と笑顔で投球を振り返った。「スペシャルデー」について林は「野球もバレーも元気や感動を届けることができるスポーツ。私たちも(オリックスに)負けずに頑張っていきたい」、宮部も「野球のおもしろさを知るとともに、バレーのよさも伝えたい」とスポーツの垣根を越えて健闘し合うことを誓った。
大阪マーヴェラススペシャルデーとして開催された
連覇が懸かるSVリーグ開幕(10月10日[金]、ヴィクトリーナ姫路戦、おおきにアリーナ舞洲)まで1ヵ月を切り、田中は「誰が出ても勝てるチーム。毎試合、自分たちのよさを存分に出して試合を重ねるごとに強くなり、最終的に(連覇という)結果として残せたらうれしい」と意気込みを語った。
取材・写真:北野正樹
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