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男子日本代表 予選ラウンド最終戦でリビアにストレート勝ち

男子日本代表【Photo:Volleyball World】

男子日本代表【Photo:Volleyball World】

 

 

 2025男子バレーボール世界選手権の6日目、日本(FIVBランキング7位)は、9月17日(水)にマニラ(フィリピン)でリビア(同75位)と対戦し、3-0で勝利した。この結果、日本は1勝2敗でG組3位となり、決勝ラウンド進出はならなかった。

 

 カナダに敗れて連敗を喫した日本は、予選ラウンド最終戦で同じくここまで未勝利のリビアと対戦した。カナダ戦からはメンバーを入れ替えて、セッターに永露元稀、ミドルブロッカーに佐藤駿一郎、リベロに小川智大をスタメンに起用して臨んだ。

 第1セットは、序盤にエバデダンラリーと佐藤のクイックによる連続得点で先行するが、そのあとリビアに追いつかれ、そこからは競り合う展開が続いた。中盤に石川祐希主将の連続得点で再びリードを奪うと、そのあとはミドルブロッカー陣のクイックや石川主将のバックアタックなど、的を絞らせない攻撃で得点を重ね、セットを先取した。

 第2セットの立ち上がりはサイドアウトを取り合う展開となったが、石川主将や佐藤のサービスエースでブレイクし、リードを奪う。中盤には連続失点で点差を詰められる場面もあったが、宮浦健人や髙橋藍のスパイクで得点を重ね、リビアの反撃を振りきってこのセットも奪取した。

 第3セットは序盤に佐藤のブロック、サービスエースでブレイクして先行すると、宮浦のサービスエースやエバデダンのクイックなどで連続得点を奪って流れを一気に引き寄せる。その後も日本は好守備から得点につなげるなどしてリビアに逆転を許さず、最後は宮浦のサービスエースで試合を決めた。

 予選ラウンド最終戦を勝利で飾った日本だが、決勝ラウンド進出の条件であるグループの上位2位以内には届かず、予選敗退となった。

 

 世界選手権は今大会から出場チームが24から32に、開催年は4年ごとから2年に1度へと変更されて行われる。32チームが8組に分かれて1回総当たりの予選ラウンドを行い、各組上位2チームがファイナルラウンド(Round Of 16)へ。予選ラウンドの結果に応じてRound Of 16を行い、勝利チームは準々決勝へと勝ち進み、その後準決勝、3位決定戦、決勝を行って順位を決める。

 

■2025男子バレーボール世界選手権予選G組

日本(FIVBランキング7位) 3-0 リビア(同75位)

(25-20、25-17、25-12)

 

■日本の第1セットスターティングメンバー

宮浦、髙橋(藍)、エバデダン、永露、石川、佐藤、リベロ小川

 

■日本のトップスコアラー(上位3人)

宮浦 15得点(アタック11得点、ブロック1得点、サーブ3得点)

石川 12得点(アタック11得点、サーブ1得点)

髙橋藍 11得点(アタック9得点、サーブ2得点)

 

 ※記事内のFIVBランキングは試合前のもの

 

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