
バレーボールの国内最高峰リーグ、2025-26大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SV女子)は11月29日(土)と30日(日)の2日間で14試合が行われた。
埼玉上尾メディックスはアウェーでNECレッドロケッツ川崎と対戦。初戦は交互にセットを取り合う接戦となったものの、最後はNEC川崎が競り勝って勝利を収めた。続く2戦目は、初戦からスタメンを全員入れ替えて臨んだ埼玉上尾がセットを連取し、NEC川崎を追い詰めた。そのあとNEC川崎が立て直して第3、第4セットを奪い返し、フルセットに突入したが、最終セットは埼玉上尾が再び取りきって勝利をあげた。この試合では初戦で出場機会のなかった山地梨菜(14得点)、目黒安希(11得点)、濱松明日香(10得点)らが奮闘し、首位を走るNEC川崎との接戦をものにして勝利をつかんだ。
連敗中の岡山シーガルズはアウェーでデンソーエアリービーズと対戦。初戦はデンソーにストレート負けを喫したものの、2戦目では長瀬そら(15得点)、小松原凜香と中本柚朱(いずれも13得点)、藤村若奈(11得点)に加えて、11月26日に加入が発表されたトラン・ティ・ビック・トゥイも12得点をあげるなど、5選手が2桁得点を記録。的を絞らせない攻撃を展開して3-1で勝利し、連敗を脱出した。
そのほかでは、ヴィクトリーナ姫路、SAGA久光スプリングス、大阪マーヴェラス、群馬グリーンウイングスと、PFUブルーキャッツ石川かほくが連勝を飾った。
【試合結果】
■11月29日(土)
姫路 3-1 刈谷
SAGA久光 3-0 KUROBE
大阪MV 3-0 Astemo
群馬 3-2 東レ滋賀
PFU 3-1 A山形
NEC川崎 3-2 埼玉上尾
デンソー 3-0 岡山
■11月30日(日)
姫路 3-2 刈谷
SAGA久光 3-1 KUROBE
大阪MV 3-2 Astemo
群馬 3-1 東レ滋賀
PFU 3-0 A山形
埼玉上尾 3-2 NEC川崎
岡山 3-1 デンソー
SV女子順位表(11月30日終了時点)
SV女子順位推移表(11月30日終了時点)
■SVリーグ女子 大阪MVが連勝 Astemoが連敗をストップ
■SVリーグ女子 NEC川崎が今季初黒星も首位をキープ SAGA久光が9連勝
■越谷章監督は「将来代表を背負える」と大きな期待 東レ滋賀の高卒ルーキーコンビ 花岡千聡&結束美南が開幕からメキメキと成長中
■令和7年度天皇杯・皇后杯全日本選手権大会ファイナルラウンドの出場チームと組み合わせが決定
発売中の月刊バレーボール2025年12月号はサントリーサンバーズ大阪特集
ご購入はこちら
【図】連勝連敗がひと目で分かるSV女子結果一覧(11月30日終了時点)
