ラストマッチで「クインシーズ刈谷」とクインちゃんに別れ
- SV女子
- 2026.07.18
クインシーズのユニフォーム姿は見納め
SVリーグ女子のクインシーズ刈谷は、リブランディングの一環で2026-27シーズンより「アリーザ愛知」へとチーム名称を変更。これにともない、7月12日のプレシーズンマッチを「クインシーズ刈谷ラストマッチ」と銘打って開催した。デンソーエアリービーズを東祥アリーナ安城(愛知)に迎えての一戦には、大勢の観客やOGら関係者が詰めかけた。
両チームのメンバーと。クインシーズのユニフォーム、そしてクインちゃんも見納めとなる
4セットオープンで行われた試合は、気合いみなぎるクインシーズの猛攻をしのいだデンソーが初めの2セットを連取。しかし意地を見せたクインシーズが盛り返し、最終的には2-2で熱戦を締めくくった。試合後のセレモニーでは、マスコットキャラクター「クインちゃん」の勇退が発表され、これまでの貢献をたたえて花束が贈呈された。
キャラクター自体は2006/07シーズンより登場していたが、実はクインちゃんという名前が決まったのは2018年のこと。2006年に(ほぼ同期として)入団し、現役引退後は長くスタッフを務めてきた小見真澄マネジャーは、「最初は名前がなかったんですよね。着ぐるみもなくて」と振り返る。「慣れるまでは少し時間もあったのですが、今のクインちゃんが確立され、みんなから愛してもらって、いろんなこともできるようになった。そんなクインちゃんが勇退されるのはとても寂しいですが、とっても感謝しています」と話していた。
チケットは完売。大勢のファンがラストマッチを見守った
日本代表活動中で不在だった、前主将の鴫原ひなたからはビデオメッセージが流れたほか、OG代表の竹田沙希さんとクラブの北河英典代表がマイクの前で感謝のあいさつを述べた。竹田さんは「誰も選手を一人にしない、熱いチームだったから私はここまで走りきることができたと思っています。今日やはり、クインシーズのことが大好きだと感じました」と熱いクインシーズ愛を語り、今後もいっそうの応援を呼び掛けていた。
あいさつを終えた竹田さんを囲んで。左は志知真梨奈さん、右は髙橋沙織さん。いずれも主将経験者
アリーザ愛知としてのスタート
この数日前にチームはネーションズリーグ大阪大会を観戦。海外の強豪の試合を間近に見たことで、メンバーは新たな刺激を受けていた。「みんな内面から感化されている部分があるな、と次の日の練習から感じました」と佐藤彩乃主将。今度は、自分たちが「誰かの“前向きな一歩”を後押しする」という、新チームのミッションを実現させるべく、新たな伝統を紡いでゆく。
会場には歴代のユニフォームなどが展示されていた
<チームの歩み>
■トヨタ車体(1951~)
創部時は9人制。その後6人制に移行し、1999/00シーズンにV1リーグ(2部相当)へ昇格
2005/06シーズンに初優勝、入替戦で勝利しV・プレミアリーグ(1部相当)へ昇格
以降、トップリーグからは一度も降格していない(最高成績は3位)
■トヨタ車体クインシーズ(2006~)
2008/09シーズンの皇后杯で優勝し初の日本一に。2017/18シーズンにも同大会を制覇
2014年、黒鷲旗で初優勝
■クインシーズ刈谷(2024~)
SVリーグ移行
■アリーザ愛知(2026~)
■アリーザ愛知からビーチバレーボールに参戦した三留汐利&笠井季璃「使えるものは全部使って」インドアのシーズンへ
■群馬 ヨバナ・ステバノビッチとアリーナ・ポポワの入団を発表
■女子日本代表 セットカウント0-2からポーランドに逆転勝利でファイナルラウンド進出

























